2013年12月20日金曜日

師走も半ば過ぎ 

この2-3日冷たい雨やどんよりうっとしく、今日は霰がふっていました。
私の教室も18日に通常のお茶のお稽古納めました。あとはお花 正月花のいけこみ
28日に行います。
 年末年始本年は9連休の会社もおおいようですね。
よく元気で働けた25年に、感謝しつつ、これから大晦日に向けて、やり残した事、整理整頓おこないたいです。
街はどこへ、出かけても、クリスマス一色静かに、キリストの誕生を喜ぶなど、どこ吹く風、とおもわされます。  今週は教会で、クリスマス礼拝を守りたいです。
そして、年賀のプリントも毎年娘に助けてもらい、これから、1枚ずつ宛名書きつつ、
年1回のおしゃべりいたします。

2013年12月13日金曜日

今年最後のお茶事 

 本年8回目のお稽古茶事「夜咄の茶事」をなごみ会の会員のみでおこないました。 
はじめて、和蠟燭の灯火にであう社中さん、日頃の慌ただしい毎日より、別世界での一時、たのしんでいただいたようで、亭主の私や助手の宗純さんも心地よい 本年の締めくくりとなりました。
早速、後礼の手紙 お正客の平山さんからいただきましたので、公開させていただきます。

拝啓 
初冬の候 ますますご清祥のことと、およろこびもうしあげます。
先日は 夜咄の茶事にお招きいただきありがとうございました。
行灯と蠟燭の炎の中に写し出される、陰影の美しさは、日常の生活からは、
かけ離れた、別の世界の様で、ありました。茶席でゆっくり流れる時間は
幻想的な空間でした。昔の時代にタイムスリップしたかのような錯覚にさえおちいります。                                  
先生から お聞きした、鵬雲斎大宗匠の『謝茶』を心に深く、お茶を楽しめる
環境に回りの人々に、感謝して、これからも、より一層精進したいとおもっています。  
一部抜粋させて、いただいてます。

川㞍様より
拝啓  
寒冷のみぎり 先生におかれましては、つつがなくおすごしのことと、存じます。
先日は夜はなしの茶事にお招き頂き、まことにありがとうございました。
素敵で贅沢な時間を過ごさせて、いただきました。暗闇の中では,視覚が閉ざされる分 聴覚や、臭覚が研ぎ澄まされ、一点に集中することになり、自分の心と向き合う、『無』の境地にも近づけるような気がしました。

あたたかな お心ずくしの 冬のおもてなしを賜りありがとうございました。
敬具 


小原京子様より
拝啓
この度は夜咄の茶事にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。
薄暗い中での美しい炭の輝きやお料理和蠟燭の揺らめき、全てが幻想的で幽玄な世界にひきこまれました。
戦国時代の武将達の密談や情報交換は、こんな感じだったろうと、考えるだけで、少し興奮・・・さらにたのしめました。
先生はじめ準備してくださった水やの方は、何日も前から、大変だったとおもいます。
心より御礼もうしあげます。藤原さんは、素敵でした。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。平成25年12月15日









  



2013年11月30日土曜日

大徳寺 へ 利休様のご遠忌に参列させていただきました。

今年は5月8月、11月28日のご命日に大徳寺聚光院にお参りさせていただきました。

境内の金毛閣の横を足早に歩みつつ、はるか遠い昔の利休様を思い、さあ来月始まる映画「利休にたずねよ」を必ず鑑賞に行きたいと楽しみに参詣の一員に座しました。

鵬雲斎大宗匠様始め、お家元一族様とご対面しながら、読経を耳にする時間は、まさに心洗われ、この良き時間、長い間茶道を歩ませていただいた事に改めて感謝させていただきます。

次に三玄院で、淡敬会の直門の先生方によるお茶席にまいらせてもらいました。
丁度お家元ご一行様様が、お見えになるお席でしたが、お家元のお計らいで、先に待つ私達を同じ席に入れてくださいました。私は初めての光栄に感動いたしました。ご高齢の直門の先生方を、優しくねぎらいながらお道具の深い解説してくださる、お家元様に改めて
同席させていただいた御礼申しあげます。
 利休様のお墓に手を合わせ、紅葉真っ盛りの景色に堪能し、さくさくと落ち葉を踏みながら南門に向かいました。

奈良 学園前にお住まいの秦先生をお尋ねしたく、電話させていただきましたら、ご自宅ではお元気になさっているご様子、うれしくお尋ねさせていただきました。
 H


先生は ハワイセミナーで初めてお会いして以来、私のような小さい存在のものですのに、親しくお話くださいまして、大徳寺でお会いできること、度々でしたが、最近は
お出かけお控えのようですので、西大寺のお席でお目もじいたしまして、1年ぶりに、お邪魔いたしました。
ご高齢ですのに、玄関から路地にたっぷりの水うっていただいていました。
矍鑠としたお姿で、お迎えくださり、しばしいろいろとお話聞かせていただき、まことに
うれしい一日となりました。
先生が、韓国のソウルに淡交会を設立のとき3年間 毎月5日間指導に行かれた頃の お若くて美しい先生の思い出のお写真やお話 遥か50年たたれたそうです。その間国内外で、ご活躍 今も矍鑠とご指導にあたられ、ご尊敬申しあげます。

2013年11月29日金曜日

平安女学院大学で 伝統文化 特別講演会に参加させていただき

9月のお茶の淡交会 研究会で、お家元主催の特別講演会のチラシをいただきました。
11月 行事のおおい月でしたが、私の代わりに、まだまだ 未熟な社中でしたが、茶道への向学心に燃えている、2名参加くださり、3回に渡り、大宗匠様、関根教授、倉斗先生の
お話と、講義に、接することができまして、11月23日 修了書まで、頂戴いたしました。 大変難しかったとおもいますが、参加させていただきました事、ありがたく感謝いたし、将来の糧とさせていただきます。 ありがとうございました。S様 F様 本当に
3回 よくがんばってくださいました。これからも、裏千家茶道ますます お稽古にお励みくださいませ。
 本日のお稽古に初めて、薯蕷饅頭 挑戦してみました。 大和芋練り込み、うさぎさん
の目をつけるのは、小学2年生のなっちゃん、制作は 助手の宗純さんです。

トーリン 4周年 イベントの添え釜

去る勤労感謝の祭日に、私が日頃お茶のお稽古に伺っている、会社 トーリンさんの4周年記念に、野点で 添え釜させていただきました。
 大勢の地域の皆々様 開催時間より、早くから、おこし下さり、お点前を引き受けてくださったH様と、100名ほどのお客様に、お抹茶の接待させていただきました。
 お菓子は東大阪の五色堂さまの半生 すはま菓子 次々 お越しいただき お待たせもいたしましたが、富山社長様の明るい、誘導ぶりに、たすかりました。
 社長様初め 従業員ご一同様これからも、お元気で、ますますのご発展おいのりいたします。

2013年11月26日火曜日

愛犬と散歩タイム

行事のない週は お休みの木曜日は午後、大阪にすむ家族と食事をともにしたく出かけます。 しかし、いついっても、必ず元気にころげまわり、迎えてくれるのは、愛犬boomer
です。銀杏のような目を輝かせ、私の肩ぐらいまで、とびついてくれます。まあ 5分程は抱っこして、興奮おさめねばなりません。   孫のMaurice 高校生になってからは全く私には、興味なくなったのか、当たり前に成長してくれたのか? 言葉数も随分すくなくなりました。 その分沢山の友達と、懸命にラインで通話しています。青春まっただ中。
 早寝の私、遅くまでTVやパソコン楽しんでいる、家族、 朝になれば、俄然元気一杯の私、Boomerとお散歩、近くの公園まで、史跡いっぱいの上町台地辺り、なだらかな上り坂、
時々出会うお友達のわんちゃんに、さかんにおっぽ振って近づきたいBoomer  も青春でしょうか?  歴史街道の石柱を読み、爽やかな OFFタイムです。公園の鳩とパチリ*写真好きの私です。

2013年11月25日月曜日

お花 のお稽古 嵯峨御流  

自然を愛し、大沢の池に昇る 月をめで、景色いけを自慢として、ただいままで、社中さんとたのしんでまいりました私の稽古場ですが、最近は 茶道 裏千家流の方が多く、
ブログにも、つい お花の事少なくなっており、申し訳ないとおもっています。

当教室では、師範のお免状授与なさるまでは、お正月の若松は必須科目とさせていただいてましたが、 今年からは、嵯峨御流で、翌年の歌会の御題 静 にちなみ、今年も華務長より、ご発表のあった、御題華のお稽古にはいりたいです。 
 
 本日のお稽古は 赤芽柳の瓶花です。仕事帰りに、お互いにおしゃべりしながら、日常から、少しはなれての、憩いの場であってほしいいです。お花が出来上がれば、皆で囲む
お菓子タイムも楽しみです。



2013年11月24日日曜日

なごみ会 だい21 回 総会

平成4年11月に発足いたしました、笠原茶華道教室 なごみ会も早21回目となりました。
いろ色 役員様の入れ替わりもございましたが、常に社中さん達に助けられて、継続できまし。年1回 お茶もお花の皆様も集まっていただき、その年の会計報告 行事報告
又、進学祝い 年のお祝いなど、新入会の人の歓迎会兼ねて、皆さんで食事する会です。その日は 11月だい3土曜日にきまっております。 親子教室の皆様も大人の会員も合同ですので、狭いなごみ庵も精一杯門を広げてくれています。
 役員様には 今年は全員留任していただき、ほっといたしました。
来年のリクレーションも、決まり 春に奥吉野にハイキングです。 若い皆様におくれないで歩ける様 新緑の吉野に、今から心はせています。
 親子教室初めて、早6年になります。 まだまだ幼い子供さんたちが、早小学高学年です。 [継続は力なり] で、それぞれ お母さん方に感謝です。
 毎年 ベテランの主婦業の方々の手ずくり料理で和やかな 総会です。
この会済ませますと、私は新しい年も元気でがんばり、皆さんに少しでも、沢山の
文化 伝統を正しく伝えねば、と心引き締めるしだいです。




2013年11月19日火曜日

高山 茶筅の里にて お茶事

先日 9日 M会社のクラブ員の方々と、久方ぶりに、生駒市の茶筅の里にて、
正午の茶事を催しました。 なごみ庵でお招きするときにくらべ、すべて、お料理
お道具も準備していただけるので、私は終日半東役で随分 楽をさせていただきました。
 
ベテランのクラブ員さんと、少人数で 秋色深い小間にて、苔むす茶庭から 少しのびた
つわぶき眺めながらの席入。 亭主役のkさん つくばいにお出迎えのあいだに、私
ぬれ釜を タイミングよく 炉にかけて、この道を長く歩んでまいった人生に、幸せ感じました。  上品なお香坐雲のかおり茶室にただよい、次ぎ次ぎと、懐石の時間です。
 おいしいお料理に、舌ずつみうちながら、なごやかなお話 楽しい一時でした。
中立のあと、いよいよ 松風かなでる鶴雲釜にて、お濃茶席となりました。
心地よい、緊張感のもと、練り上げた濃茶のかおりに、何歳まで、このしあわせ、今のままで、いられるのかな?  とふとおもいました。
 無事終了して、待ち合い室でコーヒーをよばれ、お土産の茶筅もうれしかったですね。



2013年11月14日木曜日

会津旅行 3カ目

東山温泉の千代滝に2泊いたしました。福島空港から2時間以上離れた山間の静かで、湯けむり上がる温泉地でした。ここわ、大震災にも地盤強被害なく、むしろ、1年間は被災者の皆様の避難地であったそうです。その後風評で2年間は観光客なかったとタクシーの運転手が、いっておられました。
親友の下川さん



会津の伝統料理 こずう

勢津子妃殿下の記念館

この旅行を計画しましたとき、 NHK の 『八重の桜』の地を尋ねたい気持ち以上に、被災地に旅をしてわずかでもお金をつかって帰りたいおもいでした。
会津若松市内では、ほとんど、震災の傷跡はかんじられませんでした。
 温泉好きの私は友達と7回も湯につかることできました。最後は温泉巡りと、隣の展望露天風呂にはいり、若松市内を一望する事でき、満足でした。
 31 日その日は午後一番のANAで大阪へ帰らねばなりません。しかしどん欲に、午前中は松平家の御薬園 庭園の池の中に茶室昔のままの姿で、100年以上の昔を忍びつつ、
散策できました。沢山の茶花も栽培されており、その中に、皇室ゆかりの秩父宮妃殿下の
記念館もございました。
 ツアーでなく、個人で見たいところに時間かけてまわりましたので、3分の1位しかまわれなかった旅でしたが、無事に大阪に戻り、明日からの鋭気の養いとなりました。
 福島県の農産物やくだものもこれからは、折にふれ食していきます。
 被災地の復興を願いつつ、良き旅行となりました。

会津旅行のつづき

一気に、秋本番過ぎて、紅葉狩りに最適の気候となりました。
いつもの事ですが、ブログ前回より、早1週間たちました。
 
会津での、二日目はお座敷付きのトロッコ列車にのって、湯野上温泉で下車
会津鉄道を走る、風景は、まさにゆったりとした田園の中を汽笛ならして、走り、途中
色好き初めた、紅葉の全山にかかる、つりはしや、したを流れる大河の分岐点の所で
列車はとまってくれます。掘りごたつに足をたらし、友達と、サイダーのみながら、
たのしみました。
 それから、会津の殿様が江戸に出向かれるおり、通られた街道にタクシーでいきました。 そこは大内宿といって、江戸時代から、そのままの姿で保存されて、土産物店になっている、茅葺きの宿場町でした。写真も沢山撮りたいし、お土産も見たいし、しかし
1時間後にタクシーの迎え、あまりゆっくりもできませんでした。しかし、本陣にはいり
昔の日本家屋ゆっくりみることできました。そのかわり、ランチタイムなし、五平餅ですませました。
 午後は飯盛山やまにハイカラバスで。ここで悲劇の白虎隊記念館と哀れ16歳で、鶴ヶ城に上る炎をみて、落城と心きめ、自害して果てた、悲しいお墓におまいりいたしました。
当時新政府とたたかった、会津藩の松平容保様その後も生きながらえられ、苦しい余生であられたことでしょう。
昼ご飯の 団子餅   下川さん

2013年11月7日木曜日

会津若松 鶴ヶ城を訪ねて

今年の大河ドラマ「八重の桜」を毎週楽しみに見ている間に、今年中に是非福島県に旅行してみたく、6ヶ月前から計画しておりました。小学1年生からの親友、下川さんと2人で、10月末2泊でたのしんでまいりました。

 ANAで福島空港までは、わずか1時間弱でしたが、そこから会津若松まで高速バスで、
2時間以上かかりました。でも若松駅に着いたときは、まず白虎隊の銅像に出会い、ああ
亡き父が詩吟でよく歌っていたこの地に今こられたと感動いたしました。
 手打ちそばの実演の横で、まずおいしく頂き、さあ早く回りたいと、もうこころは鶴ヶ城です。ハイカラバスに乗車して、市内をくるくるまわることできますが、1箇所ずつ
見る物多く、ゆっくり歴史を噛み締めながら回りたい私には、全て時間不足でした。
しかし初日には、鶴ヶ城美しい姿、5層あり、天守閣まで観光客いっぱいでした。
ふと麓で、観光客のコーラス部隊でしょうか?「荒城の月」を美しい声でうたっておられました。そのときは滝廉太郎さんと、口ずさみとおりすぎましたが、あとで、大阪に帰ってから、歌詞をおもいだし、ああ、あの月は戊辰戦争の後に、荒れ果てたお城の横からの月を読まれたものだと気づきました。まちがっているでしょうか?
 又、宿泊致しました東山温泉では、与謝野晶子さんや竹久夢路さんなど、有名な文化人が宿泊なさっておられた、松平家の別荘地でした。温泉も部屋も廊下も昔からの木のぬくもり、身も心も癒されながら、大好き温泉でお友達とたのしみました。
 今日はこの辺で又 つづきは明日にいたします。
会津若松城

千少庵の 茶室 


2013年10月24日木曜日

名残の茶事  2回目

10月半ば過ぎも、暑い夏日あり、茶事やりにくいとおもっていましたら、芋名月のころより、大変涼しくありがたい天候に恵まれ、今年 2回目の ゆうざりの茶事の日 19日となりました。 お客は 2人 私の35年来のお友達の先生が、社中とともに
おこしくださいました。兼ねてより、この茶事したくなかなか実現に手間取りましたが、私には 大変うれしい日となりました。
  
 お客様の人数少ないので、水屋も少なくしておりましたが、結局いつもの通りの時間かかりました。 夕刻、食事まで、時間も早い故、初炭のあと、すぐおうす席よりはじめました。 よって、初入りの床には、晩秋の野の花 床に籠でかざりました。
その後、おうす席 助手の宗純さんのよる、色紙点とさせていただきました。これは
随分以前に お客様より、譲受ましたお道具でした。懐かしくご覧頂けたとおもいます。
 
懐石は、秋の旬と、名残を併せて、献立させていただきました。水や班は手が少なく
大変忙しかったことでしょう。なんとかぶぶずけ になり、ほっとした次第です。