2019年1月18日金曜日

初釜 続き






なごみ庵にて、初釜

平成元年に、父を見送りその後、茶華道の専用道場を
近くのマンション内に、開設して早30年の年月ながれました。
その間社中さんや、 大きな恩ある諸先生方のご指導のもと
ここに平成最後の初釜を、毎年松の内に徐々に新しく、入門なさる社中さんをお迎えして、今年も無事終了できました。
 親子教室の子供達も大きく成長いたしましたので、今年は、濃茶席での島台での飲み回しも大人と同席いたしました。美濃吉の懐石弁当楽しくいただき、中立です。
 お正月の子供達の着物姿は、晴れやかさをまし、なんとも嬉しい場面です。
 特に最後の百人一首においては、小学3-4年生が断然よくとれます。まだ上の句と下の句覚えきれませんが、小さな手を勢いつけて、取り札を跳ねるのは、なんとも、活気ありうれしいものです。
 すでに予定時間大幅に遅くなっていますが......
お大人の方々は、朝からの緊張の為疲れて。記念撮影のあと
そろそろ退席です。
 この初釜の恒例の百人一首がいつまでつずけられるかな?









2019年1月8日火曜日

嵐山 長好庵にて、恒例の初釜

新春の光を浴びて、今年も某会社クラブの初釜が
1月6日、長好庵の蹲にかかる、筧の音をききながら、
はじまりました。
 小間のお軸は、『本来無一物』毎年すでに、20年間
拝見させてもらえる、貴重な初釜の変わらぬこの茶室の
姿にまず、ありがたく感謝一杯です。
 時代の波とともに、部員に移動もありますが、要になって正社員を支えてくださる部員の皆様に感謝です。
 向こう切りの小間で、席入り後、初炭、花びら餅を
皆さんで、縁高でいただき、濃茶、お薄とすすみます。
 部員のみの初釜ですので、和気藹々と、炭とお香は
「座雲」坐忘斎お好みです。しばし香りと貴重な伝来ものの
茶室に浸り、平成最後の初釜をありがたく過ごさせてもら
った一時でした。
 次に大広間に席を移動して,泉仙の懐石弁当で、皆さんと
お酒もかわしながら、お正月の様子を語り合います。
 記念写真も沢山撮らせてもらい、最後お片付けも、ベテラン部員ばかり、猛スピードではかどります。
 ほっとしたところで、一服かねて、今年は、私が金銀の水引持参してましたので「相生結び」に挑戦していただきました。
 これで、会社の初釜は終わり、次は、自宅の初釜の準備におわれます。大切な1月の行事が無事に終えられます様に 今年も、皆様方に助けてもらいながら、頑張ります。


長好庵






青竹に椿 曽呂利花入に水仙一輪

2019年1月3日木曜日

平成最後の新年を迎え

記念すべき平成31年、亥年の新春、輝かしい日の出とともに、明けました。
 ご一同様、あけましておめでとうございます。
いつもの新年とは少し違い、新時代への緊張を覚える元旦をむかえました。
 人生には、海あり山あり、いかなる 日にも、人として、
波乗りのように、超えて行かねばなりません。
 人生一筋に歩んでこられたのも、多くの師事を受けました諸先生方、始め、今まで私を支えてくださった社中さんに、まず感謝もうしあげます。
 「継続は力なり」「温故知新」「我只知足」を
モットーに。今年も元気に利休様の尊い信念を、正しくつたえられる様に、励んでまいります。
 皆々様の上に、更なる、良き御歳であられますこと念じ
ブログで失礼ですが、新年のご挨拶とさせていただきます。
                    笠原宗律