2017年5月30日火曜日

利休さん、大徳寺にて、命日法要

5月28日、大徳寺聚光院にて、利休様の命日法要に、教室より、4人で垂れ幕かかった御門を潜り緊張した面もちで、受付すませ、本堂へ、正座の時間です。
 5月は気候も良く参列者もいつもより、随分多く堂内からはみ出すほどでした。
 心地よい緑風に、足の痺れもわすれるぐらいでした。
9時半いよいよ、裏千家のご親族さまのご着席です。続いて禅宗のご院住様と、裏千家の坐忘斎宗匠様のご入場で、ご仏壇へ、一碗のお抹茶のお供えです。
 堂内全ての参列者 手をついてのお出迎えの時間です。
ありがたいお経30分、その間に裏千家のご親族が仏前での、お香あげられます。ご院住さま退席のあと、すぐに
坐忘斎宗匠様の美しいお話聞かせていただき、心身共に洗われた気持ちで、参列者一同ご仏前にて、拝礼ゆるされます。
 その後早朝からの受付け順に、すぐ隣のお茶室で、裏千家の業躰様による、大勢の参列者に、流れるような、手さばきで、美味しい一服いただけます。 重菓子は川端道喜製の唐衣です。 運良く私は、お正客に、最高に幸せでした。
半東の土本先生も少しお歳めされましたが、毎回お会いできまして、うれしいでした。
 そのあと、点心席にて、美味しいお蕎麦頂戴いいたし
門前のお墓参りです。
三千家仲良く歴代のお墓一同に敷地内に安置されています。
 初めての3人の社中さんに拙い説明ですが、私が案内役です。
 聚光院の門前で、4人で、記念写真とらせていただきました。最後に、隣の三玄院にて、もう一服よばれることできます。
 このお席は裏千家の志具会の高齢で長年裏千家にご奉仕なさっ先生方のありがたいお茶席とたまわっています。
 私たちまだまだ若輩者ですが、毎回楽しみにさせていただいています。
 お待合のお軸は、青梅の墨絵でした。
お庭から、ウグイスの鳴き声、とても印象にのこりました。
また前席でのお家元様と、亭主様との、清談がきこえまして、大変お道具のことなどよくわかり、お待合も、ありがたい事でした。 
 今回初めてお参りなさった、社中の岸さん、平山さん、松下さん、これからも長くつずけられ、今のチビっ子たちを、
導いてくださいね。
聚光院門前にて

2017年5月23日火曜日

頑張るちびっ子たち

炉から風炉にかわり、部屋の内も模様替え、お点前も、いつもの炉がなくなりましたが、懸命についてきてくれます。

そして、先日 炉灰をひきあげ、毎日灰汁を手入れして最後の仕上げの日となりました。



中学一
年せいになったAちゃん、力入れて灰をかき混ぜ、色ずけの紅茶をたっぷりそそいでくれました。

兄 面会に

さる18日 大阪老人ホームにお世話になっています、実兄を、旧友のH様、わざわざ、面会にいってくださいました。
 H様は、私の若い頃から、家族ぐるみでの知人で、娘さんが、私の教室の社中さんでした。
 兄は何十年ぶりかの再会でしたが、水を得た魚のように、次々と幼い小学生時代の話題いっぱい、大変元気付けていただきました。昨年H様には、47歳の若さで、娘さんを天国に見送られ、そのご1年間は、ご夫妻で、喪に服され、やっと、外出できるようになられたのです。
 深い悲しみを乗り越えられ、新緑の美しいこの時期に、少しずつ元気取り戻され、私の兄への面会も、大変お互いの有意義な日となりました。
大阪老人ホームにて

嬉しい再会 

母の日

毎年 5月の母の日には、父の日より世間はカーネーションで、売れ行き 多く、お花やさんには忙しいシーズンですね。
我が家も今年20歳になった、孫が一日おくれで、
テーブルのうえに、カーネーションの束とはしりがきですが、二人の母にメッセージありました。
 日頃は口にすることなくとも、身長182cm,体重78kgに成長してくれた孫から、私にも、感謝を示してくれて、嬉しい日でした。大学とバイトで忙しい孫は参加できなかったですが、娘の案内で、久方ぶりに長堀の焼肉やで、乾杯。
また来年まで、元気で、母としての役目が叶いますようにと、少し酔い加減で松原 市へ帰り、ぐっすりと良き日でした。

母の日に

稽古場の茶庭

猫の額ぐらいの小さな茶庭、冬の間はじっと、寒さに耐え、春を待ち彼岸すぎから、いっ気に新芽だし、五月になれば、
新緑一杯、ところ狭しと、毎日輝きみせてくれます。
 朝の散歩兼温泉行きの道中でも、沢山の樹木が次々青々と
新芽や花が見られ、自然界の強さに、励まされ、私の大好きな季節です。毎年季節が写り変われば、必ず新芽や花を咲かせてくれる植物に改めて、感謝です。
 最近新しく、なごみ庵の門を、叩き体験におこしくださったちびっこ2名と大人の求道者の訪れあり、嬉しい、連休開けでした。
 隣の病院への生け込みも早20年すぎます。
いつも稽古おわり、夜おそくか?または早朝 一週間のあいだに、2-3回は、お花は?どんな具合と覗きにいきます。
真隣とゆうことで、見回りも可能ですが、気持ちがしんどくなる日もあります。しかし、そこへ、声をかけてくださる 人あれば、一度に疲れもふきとびます。




2017年5月14日日曜日

初風炉の稽古

ゴールデンウイークウィークも、終わり10日から、初風炉のお稽古です。稽古場の中を全て、夏に向けての入れ替えです。炉の灰を引き上げ、毎朝のあく抜きも、少しずつ綺麗になる灰を手に感じこの作業をああもう40年以上になるなあと思いつつ、今年からは、社中さんにも、伝えていきたくなりました。
 次にお道具ですが毎年、長板の総飾りで始めますが、今年は、淡交カレンダーを真似まして、仙叟お好みの桑の小卓をだしました。平建水や槍の鞘と駅鈴など、この時期のお道具です。駅鈴の扱いなど、遠い昔,今はなき恩師におそわった
思い出懐かしく感じました。重菓子はあやめ一番ですね。
助手の宗純さんが早く来てくれる日は大変たすかります。
なぜなら、和菓子ずくり私よりも、とても上手です。
 稽古は水曜日は大人ばかり、土曜日,日曜日は親子とまた子供ばかりです。
 小学低学年の子供たちは、お友達とあえて稽古で待つ時間も、一緒にブロックやかるたで、遊ぶ事だいすきです。
高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃんは、合間に宿題ももちこんでいます。今の時代は、学校の勉強のみでは、希望 校に進学できない時代でしょうか? 毎日下校 後、塾通いですね。
私には、子供らしく、遊ぶ事のできない昨今、これからもっとエスカレートするなら、義務教育の小学中学は?
 子供らしくない子供たち、そんな生活のなかで、お茶のお稽古にかよってくださる、子供たちには、ほんのわずかの時間でも、昔の私たちがそだった頃の、遊びを、取り入れて、
環境の違う稽古場 なごみ庵で、一時過ごしてくれるちびっこたちに、昭和の良き遊びを、伝えたいです。
あやめ 上新粉をつかって

槍の鞘をつかって



2017年5月7日日曜日

徳川慶喜公 屋敷跡での昼食

静岡駅前の料亭浮月楼は、徳川15 代将軍慶喜公が晩年20年ほど優雅に余生をお過ごしになられた、由緒ある地、四季をうつしだす2100坪の庭園あり、S様の予約で、心落ち着く
席で、お庭の新緑な がめながら、お別れの時間となりました。残念なことに、こんなに由緒ある料亭にお招きいただきましたのに、午後のスケジュールの為ゆっくりさせていただけなかったこと、心よりお詫びもうしあげます。
 次回に心残して迎えのタクシーで新横浜に向かいました。

静岡続き

つぎに、タクシーは、久能山東照宮下の日本一のいちご園に。すでにイチゴ狩りも終わりちかずいてますが、私の希望で、まだできるところみつけてくださり、石垣にぶらさがっている見事ないちご、ハウスのなかで、摘み取りすぐたべました。なんと甘く、新鮮なかおり、スーパーで買ってあらってたべるのと大違い、これぞ、生のいちごの味でした。
終といえどもまだまだ、私たちはお腹いっぱいいただきました。広 くて、長い海岸線のいちごハウス堪能させていただきました。
 3番目は三保の松原です。清水区に海岸7KMにわたる砂浜に3万本の松が植えられ海の青さと富士山が織りなす、大景勝地です。本日は残念ながら 富士山」拝めなかっです。



ゴールデンウイーク後半

五月晴れに恵まれた連休後半に、半年前から計画していました、静岡行き実行できました。
 20年ほど昔の社中さんであり、母入院中とか、孫Mauriceの幼い頃、大変お世話になりました元婦長様との再会です。2年前交通事故にあわれ、早くお見舞いと思いつつ、やっとのことで、20歳に成長いたしました、孫と静岡駅での再開となりました。
 まだまだ後遺症で、養生中のS様ですが、滞在時 間が、半日の私にあわせてくださり、観光タクシーで迎えてくださいました。
 まず、教科書にも出てくる登呂遺跡で何体もの遥か弥生式時代の民家でしょうか?1世紀時代の農耕民族の住居、おもいがけず、静岡の駿河区で、見ることできました。
20年ぶりの再開です。


登呂遺跡集落

2017年5月5日金曜日

初風炉への入れ替え

ゴールデンウイークの間に、30日と一日の間に、風炉への入れ替え作業の時間です。
毎年助手の中川宗純さん、中心で、順番に社中の皆様にも、炉灰をバケツに引き上げることてつだっていただきます。
 半年間使わせていただいた、灰、水にたっぷりつけて、
毎朝一番に灰のあくをながします。ブツブツ上がってくる
泡がアクです。そーとバケツかた向けて、そこからしっかり
混ぜて、スコップが、するするとおるようにしてからまた新しい水そそぎます。この作業は毎朝役2週間ほど、つずきます。これを社中の皆さんにさわってもらいたいです。
 『灰は生き物』です。なんともアク取れて少しずつ綺麗になる感触感じますよ。
 先日の作業の時間にも、宗純さんが、土風炉に新しく漉した灰の感触が、1年そのままにズボラしたものとの違い感じられ、社中のKさんにつたえておられました。その会話を聞いて私茶道は、『長く続けること』に、体で覚えることの大切さを感じ、うれしいでした。
 社中の皆さん、次回お稽古のおり小さなベランダの茶庭ですが、灰の状態観察してみてください。

まだ続くリクレーション

このリクレーションで、一番楽しんだ場所は?
親子で、気の向くままに、日本の古き良きものばかり
見せてもらえる、奈良町でしょうか?随分時間かけて
まわられたようです。最後に駅近くの店頭で、おおきな石臼で、ぺったんぺったん、ヨモギ入りのおもちつきおおくの
観光客に囲まれて、出来たてのお餅にあんいれて、まるで流れ作業のように一つ130円で、買ってたべます。
なんと柔らかく忘れられないぐらい、おいしいです。
お店の写真公開いたします。確か中谷堂さんでした。
またこんど、奈良にいけば、真っ先に食べたいです。



猿沢の池前で。思い切り遊ぶ子供達

肝心の興福寺

今 国宝の興福寺、お勉強の為、まず先に見学いたしました。 阿修羅像肩から手が何本か?館内での説明なく、そのとき見るパンフレットでは、事前に勉強してから、拝観しなければと、後悔しながら、何体もの、仏様拝観させてもらいました。小学生には?むつかしかったことでしょう。
男子二人のみ貴重な存在

親子教室の子供達

リクレーション続き

お店こまない間に、早昼すませ、鹿にせんべい上げに、
子供達一番楽し みの時間です。この広い公園に、人馴れした鹿の軍団、いっ たい何匹いるのかしら? 夜は野生と雖も
雨の日の雨宿りなど、どうしてるのか?考えながら、みんな自由時間に入り、それぞれ行きたい奈良町散策、また春日大社の藤見物に、わかれました。
 さすが、この時期に、なら散策には、藤を見なければと、私はOバラさん親子と万葉植物園に、満開寸前のおおくの藤をみることできました。その他茶花になるような、杜若
山吹、著莪、雪柳などなど、おおくの植物に、心奪われた楽しい時間でした。



2017年5月3日水曜日

なごみ会 春のリクレーション


ふく徳のご主人様
4月29日は、恒例のなごみ会の春のリクレーションです。
今年はならの興福寺と、奈良公園や、昔懐かしいなら町散策でした。昼食には、猿沢池のすぐ前の『ふく徳』さんでした。いつもの開店より早く店を開けてくださり、18名
全員美味しい、てんぷら混ぜうどんでした。おおきな、
丼にうどん、その後、揚げたてのてんぷら、7種類からっと
なんと、このてんぷらを。それぞれ、うどんの上に並べて、いただきます。お店のご主人の松田徳生様、にこやかな表情で、18人分のてんぷら、春の香りいっ杯です。
お忙しい所、集合写真にも、はいってくださり、ありがとうございました。このお店事前に下見してくださった幹事の、
平山さん、岸さんおいしかったです。

ゴールデンウイーク

前半の28日は、 堺のホテルアゴーラリージェンシーにて、
『歴史文化都市シンポジュム』のイベントあり、その、基調講演に、裏千家の大宗匠千玄室先生が、1時間10分の間
『茶の心』と歴史についてお元気で講演なさいました。
先日94歳のお誕生日をおむかえになられたばかりですが、
益々お元気で、聴講生500人のまえで、全ての人々にわかりやすく、お話くださいました。400年以上、連綿と、守り繋がれ、伝えて来られた、尊いお姿に、この後も、どうかお元気で、あられます様にと、手をあわせました、貴重な昼下がりでございました。
その後、堺市と金沢 市と高松市のパネル デイスカッションが各市長さんにより、立て板に水流すごとくの、熱演ぶりをきかせていただきました。堺市長さんは特に、もず古市古墳群の世界遺産登録を力強く講演なさいました。
堺市の市長様、本日はありがとうございました。