2018年4月27日金曜日

なごみ庵お稽古風景


狭いマンション中の茶庭にも、自然の植物ほど
こころ癒してくれるものない程に、時季くれば
ツヤツヤと緑一杯です。
 土曜日は学校休みの小学生ばかりのお稽古です。 
手作りの主菓子作りも手伝えます。
またお稽古1回づつ終われば、レゴ遊びで、仲良く
すてきな、ホーム組み立てています。
途中でもまた次回まで、そのままにして、2回目のお稽古です。小学生の間特に3-4年生一番いいですね。


入れ子点

桜餅『手作り』方向回す事
できなくごめんなさい

まんs

生国魂神社にお茶会

20日は静和会のお茶会の日です。
柳緑花紅の好季節です。大先生より、ご案内頂戴しまして
お友達と楽しいお客様で、淡交会大阪事務所のある、玉秀庵へ。大勢の茶歴をお持ちになる会員の皆様と待合で、緑美しい茶庭を眺めながら、今日のお道具は?と心楽しめる時間です。大先生のお社中さん3人さんで、本日は和やかに広間で、大勢様と楽しませてもらいました。長い茶道人生、
やっと、茶会ゆっくり楽しませてもらえるようになりました。
茶会に出かける朝に

ご卒業お祝いランチ

さる11日、M会社クラブの会員で、今年長年の立派なお仕事無事終えられ3月末で、退社なさったH様とお昼ランチを
抹茶部の皆様と、川沿いの昭和のレトロなお店で、
ほんの1時間有意義なタイム、ご一緒させてもらいました。
 彼女を囲み振り返る40年、共に厚く感動するいつもと違う昼食でした。お店は和風古き良き建物ですが、お料理はイタリアン。窓越しに日銀と中之島の良き風景、土佐堀川のたゆたゆとした流れ、私には非日常なひとときでした。
 こののちもクラブにはお越し下さる事、うれしい会社の
OBの待遇ですね。Hさまどうぞお元気また抹茶部でお会いできる日を楽しみにしています。
 その後、隣の朝日新聞のビルに、今春開設された香雪美術館を、仕事にもどらなくていいOBの皆様とたっぷりたのしませてもらいました。


香雪美術館にて



2018年4月12日木曜日

恩師を見送りて

さる4月8日 私が小学1-2年生のクラス担任の恩師
93歳でお亡くなりになり、娘さんより、お知らせくださり
その当時の学友と、お見送りできました。
 池田先生とは、私の人生で最も長い70年間のおつきあいでした。あの第2次世界大戦で敗戦の翌年に私達は、新制
小学校に入学いたしました。男子先生方は、戦争でほとんど
おられない中、旧姓佐埜先生は溌剌と私達の教育に愛情と熱意を込めて、育ててくださいました。
 未だに大切に残していますアルバムには、学芸会、運動会
また参観日の様子や、野外でのお絵かき学習など、数え切れないくらいの思い出一杯です。終戦の時6歳の私たちには、
戦争の苦労など、かすかなものでしたでしょうが、青春時代の先生には、お仕事の上にも、並大抵なご苦労であられたでしょうが、いつもニコニコ生徒に心血注いでくださり、教育くださったのだと、心から感謝いたします。
 松原市の天美小学校から 加美中学校に転任なさり、その後
定年まで、ご主人見送られた後、3人のお子様を育て上げられました。定年後は成長の家でも、随分ご活躍なさっておられました。
 私は先生とは、時折お会いできる機会多く、家族ぐるみで
お付き合いさせていただきましたことは、私の人生に大いに
先生が、常にみまもってくださったように、かんじます。
 家族 葬とお伺いして参りましたが、なんと70名以上の親族の参列でございました。
 そこで、先生が長きに渡り多くの親戚の皆々様との、
お付き合いよろしかった事、また式場にて、てを合わせ
誠の教育者であられた事さらによくわかりました。
 小学1年生に、優しくまた時には厳しくそだててくださったおかげさまで、私の人生もまっすぐに、歩んでこられました事深く感謝いたし、 柩の中の先生とお別れいたしました。
 年賀状を頂くたびに、毎年 力強く 『感謝』のおことば頂戴いたしました。もう来年からはもらえないと思うと、
急に寂しさかんじました。
 しかし私は先生の歳まで、頑張りたいと?
皆様とご一緒に斎場まで、お見送りさせてもらった後
娘さん達やご親族の皆様と、先生の思い出話させてもらい
この席に参列させてもらった事ありがたく御礼もうしあげます。
 娘さん達が落ち着かれましたら、是非なごみ庵にて、しのぶ会させてもらいたいです。


先生の娘さん孫ひ孫さん
最後の喪主さんの挨拶
池田家の皆様


2018年4月2日月曜日

国立文楽劇場へ

私は踊りの世界には縁遠く、実妹が詩舞で出演の時2回ほど
まいりました。
 この度は高校時代にお世話になりました、恩師が長年
6歳からお稽古始められた日舞 若柳 流で長き月日を、
天王寺高校の教鞭取りながら、傍踊りの世界で、輝いて
こられ、この度国立文楽劇場で会主をなさり、お弟子さん
のお披露目なさいました。今まで5年ごとに何回も会主を勤めておられます。
 12時受付とのこと早めにお伺いいたしましたら、すでに
なんだか、雰囲気の似た同年代の方々100人ほど行列をなしておられました。同窓生の雰囲気、みなさん先生より、ご案内、私もその一人でした。
 開幕1時、この日3月31日は先生の93歳のお誕生日らしいです。拍手喝采で舞台中央に椅子席でお出ましの先生の
お元気よく響くお声で、『この日を迎えられた事の感謝』をのべられました。
 前の席でしっかり先生を拝見させてもらい、なんとこのご高齢で大きな国立の舞台で舞われる事、最後に6時間後に
ご出演と入り口に掲示されていました。
 どんなに遅くなっても、必ず全出演者の皆様を見せていただこうと、非日常の私でした。
 しかし、次 次に日本の伝統文化踊りに吸い込まれたように
観覧させていただきました。
 踊りの最中に楽屋の裾から、すーと袴姿の男性が、衣装替えや道具の受け渡しなど、また幕間には、後方の背景が次々とかわり、美しい舞姿に、ひきこまれました。
 いよいよ93歳の今日、この舞台に先生が中程から、ゆっ くりとした足取りで、ご出演です。
大きな拍手に包まれ舞台中央では、動きは静かですが、
先生の歩まれた人生の気骨をかんじました。
そして、お歳を感じさせないぐらい美しく気品あふれておられました。ところどころでほんの少し、足元揺れる感じましたが、最後まで、ご立派なお姿で舞終えられました。
 全員で、最後のフイナーレです。花道後方から、賑々しく
お琴に合わせて、踊りでてこられ、がーぜに包まれた飴玉を私達に投げてくださいました。
 お若いご主人糀谷先生と写真ご一緒させていただき、
良い思い出のできました春爛漫の1日でした。




利休忌に参詣

兜門前にて



大宗匠様と感激の一時ありがとうございました。
裏千家の三大忌、利休忌3月28日、早朝孫守主(大学3回生)と共に参列させていただくこと、実現できました。
 なんと裏千家センターでの受付に8時とのこと、一番かな?すでに100人正装の会員の皆様粛々とおまちでした。
ご遠方の方は前日からの宿泊なのでしょう。初めて参列ゆるされての孫には、ほとんど同世代の方の姿見られなく、場違いかな?とビックリでした。
 しかしHawaiiから、はるばる大学生を引率なさり、セミナーに参加して、親しくなっているO様ほか、先生にお会いできました。そのほか昨年学生セミナーを受講させてもらい
お世話になりました、業躰先生にも、受付から順次ご挨拶できましたことは、待合でも徐々に、裏千家のムードになじめ
ほっとしていたMauriceでした。
 いよいよ格調ある5枚綴りのチケットを 手に草履に履き替えてのご案内です。まず裏千家学園席へ、門前の桜も満開近しでした。
大広間に50名ぐらいでしょうか?本日一緒に回らせていただくグリーンのグループでした。花見団子にほっとするほど
暖かいお抹茶、朝からの道中の緊張ほぐれましたね。
 次はバスにのり紫野の淡交ビルへ移動です。ここでは、
志倶会のメンバーの先生方による、長板で風炉でのお点前、
お運びは淡交会の幹事長様の歴々の先生方でした。
お床のお軸やお花心に残るお席でした。お菓子は青葉とか?
青い花びらの美しい主菓子でした。
 次は点心席に、美味しいおうどんといなり寿司頂戴して、
少し休みありましたが、私は同じ会館内の淡交編集局へ、
5月号にまた掲載させていただくお世話してくださったI様にご挨拶に。バスの出発で、孫がよびにくるくらい忙しい時間でした。
3席目は茶道会館に戻り、こんどはお家元ご婦人の容子様のお点前で立礼席でした。この席で昨年学生セミナーを受講させていただいた孫は、懐かしくおもいだしておりました。
 いよいよ最後のお席、平成茶室 聴風の間でした。
私は初めてでしたが、長い年月かけてただいま裏千家の改築なされています。重要文化財を順次100年も継承される、
建物です。携わるお家元ご一同様また、宮大工の職人様にも
頭下げて、美しい聴風の間に上がらせてもらいました。
 七事式且座の式を、お家元がご指導してくださるのを
本日参詣許された私たちが、拝見させていただきます。
 このお席に、もうすぐ95歳をお迎えになる
鵬雲斎大宗匠様が、この場をしっかりみまもってくださるように、後方に椅子席に座されました。