ハワイ 3日目

21日は、茶道裏千家淡交会ハワイ協会65周年記念式典ハワイ大学ケネディシアターにて
和合の献茶式にて、再び大宗匠様のお点前にて、はじまりました。床のお軸は『平和祈念』です。壇上にはお正客のホノルル日本国総領事の三沢 泰先生はじめ、各界代表の方々の
お客様です。続いて永年会員50周年および30周年の大先生がたの表彰がありました。
最後に大宗匠様のご挨拶です。
　大徳寺内での、托鉢のご様子、今の事の様に、お話しくださいました。
裏千家の御曹司にお生まれになられた、千玄室様には、僧侶の厳しい日々の生活、托鉢にまわり、空腹の、お腹の足しに民家から頂いた、食べ物のお話しなど、涙出そうになりました。
　式典のご挨拶のなかで、本日日本より最高齢者の秦宗月先生、94歳で、ようこそ、
参列くださったこと、壇上より、大宗匠が皆様に紹介なさいました。兼ねてより、ハワイセミナーに23回も参加なさり、この度はどうかな？と親族の皆様でご心配なさってましが、出発の18日にお元気でおあいできましたこと、大変嬉しくぞんじました。

午後はシェラトンワイキキにて、大宗匠さま主催の豪華な午餐会、ハワイアンバンドの演奏、耳にしながら、懐かしいまだご挨拶できてなかった同門の方々と、挨拶でき、満足なこの3日間でした。
　鵬雲斎大宗匠様、どうぞ、こののちも、お健やかであられますこと、お祈りもうしあげます。

Hawaii 続き

平和祈念献茶式
　19日午後3時より、セントアンドリュー大聖堂にて約540名が大聖堂に着席、世界各国より、平和祈念を掲げて大宗匠様の厳粛なる献茶式に参列させていただきました。　　　
　大聖堂に響き渡る鐘の音と共に、ブラウリッジ牧師様、千玄室大宗匠様のご入場です。
会堂に清らかな聖歌隊の声響き渡り、一同お祈りの姿勢で、この日の重き式典に、身引き締まる瞬間です。
　牧師様の聖書朗読に続いてお話があり、同時通訳の方に耳を傾けておりました。
孫Mauriceもこんな大切な教会での、献茶席に出席させていただけた意義を感じているようでございました。
　次にいよいよ、ステンドグラスに囲まれた大聖堂での、大宗匠様のお献茶でございます。点茶盤でのお点前、会堂一同の参列者には壇上のイエスさまにお献茶なさる大宗匠　千玄室様のお姿には、今は亡き登美子夫人と共にあられるようにお見受けさせていただきました。
　今年93歳になられる、大宗匠さま、どうかお元気であられますこと、共にお祈りさせていただきました。

2日目の記念茶会は、まずは、ワイキキ今日庵にて、薄茶をいただき、次にハワイ大学構内星光庵でのお濃茶席、寂庵でのお薄席、また、日本文化センター内でという具合に、重ね重ねのおもてなしで美味しい点心満足するほどいただきました。
　
大宗匠様は途中庭園で待合のおり、お茶席お済みになり、私達の前で沢山の参列者の同門社中を笑顔で歓迎してくださり、お写真も気軽に入ってくださり、待合の庭園席では、
普段お会いできない、私達を十分に接待してくださいました。細やかなお心遣い誠に感謝いたします。

この大会のため、多くのハワイ支部の方々の前もってのご準備思いますと、頭が下がります。深く感謝いたします。

この日の夕刻より、ハワイ協会共催ディナーレセプションがホノルル日本国総領事館庭園にて、華やかな、立食パーテイで、おもてなし、お受けいたしましt。
　ハワイのバンドで演奏されるのんびりとしたメロディーを耳にしながら、久方ぶりにお会いできました、同門の知人やまた新しくお友達になれた 人との交流の場でした。
T様私の膝の事、気使わせました事、 御礼もうしあげます。ワイキキの空気はいつも、さわさわと風が吹き、誠に心地よく、楽しいガーデンパーテイでした。
　こちらでも、バンドの演奏に可愛い、子供達のフラダンス、ありがとうございました。
本日は朝早くまた夜まで、少々疲れましたが、すぐに休み、もう1日がんばります。

大宗匠様と嬉しい瞬間です。

ハワイ大学寂庵の庭園です。

東京からの新しいお友達

鵬雲斎千玄室大宗匠 御渡航65周年記念大会

1951年1月に私達裏千家同門社中が最も御尊敬申し上げる、千玄室大宗匠様は、戦争より
復員なさり、その後大徳寺での厳しい修行を終えられ、「世界平和」を祈念なさり、まず
敵国であるアメリカハワイに飛び立たれました。
　その後　今日まで『一盌からピースフルネス』を掲げられ世界各国に布教の旅をはじめられました。今年65周年をお迎えになり、最も当初ご苦労なされたこのワイキキで
この度2016年２月１９〜20~21日盛大な祝賀行事とりおこなわれました。
　この日　並びに茶道裏千家 淡交会ハワイ協会65周年祈念大会も日米両国歌とハワイ州歌から始まり　『平和祈念』を深く心に刻み、身の引き締まる、ハワイ大学ケネディシアターの約540名ぐらいのお祝いの集いでした。私も大学受験を終えた孫と参加させていただき大変有意義な、そしてこれからの時代を背負い伸び行く子供達に、茶道を通じて、ひとの道を正しく伝えられること願い頑張りたいと、さらに心に誓いました。

ハワイ協会会長
元ハワイ州知事　ジョージ・有吉様に
茶席待合　寂庵前にて、ご挨拶でき光栄なひと時でした。

如月に入り

新年で色々お祝いごとこなしているあいだに、世間で２ー８とゆったりと、日々おくれる
如月となりました。

毎回　月曜日に出稽古に出かける中之島への途中堺筋の車の量も、大変少なく快適です。
この大阪に一番早くできた堺筋の古き商店も、一番暇な月でしょうか？

梅だよりもそろそろ、先日のお稽古では、ちびっこにも、梅をと朝から白あんに色ずけ
していますと、きいろ多かったのか、柿のようないろになり、さて今日の主菓子の名前は？　　すると　ちびっこの一人、『先生干し柿』は？　決まりました。へたの部分に
残り物の干しぶどうを乗せて、出来上がりです。

新入の小学1年恵奈チャンのお稽古の様子です。先月最終の土曜日は昼間他の人
いらっしゃらないので、おかあさんにみなさんで恵奈チャンのお茶飲んであげてくださいと、事前にお知らせしました。恵奈チャンは3人兄弟の長女です。
お母さん一番下のお子さんはまだ5ヶ月、真ん中の善太郎君は、3歳のわんぱく盛りですが、先日のお客さんぶりは、なんと、初めてのおまっちゃ、お姉ちゃんに助けてもらいながら、子供ようの茶碗に大盛り一気にのみ干してくれました。
私びっくり、生まれて初めての経験でしたね。お姉ちゃんの作ってくれたお茶、安心してのめたのですね。
　恵奈チャンは熱いと心配して、弟に古帛紗を添えて、前に座り茶碗をもって弟をみまもっていました。
　また　まだ5ヶ月の妹にも、お母さんがお抹茶飲んでいるあいだ、グズグズ言い出すと、
すぐそばに行き、だきあげていました。
　そんな恵奈チャンの、動きをみていますと、血のつながっている、兄弟姉妹の愛情を
深く感じさせてもらいました。　
　我が子にひどい虐待をして死に至らしめる、ニュウースを毎日のように，耳にする昨今
私は、教えながら、たくさんの幸せを感じました。
　三人のお子さんを育てながら、茶道に心よせてくださったご両親に感謝です