2009年5月27日水曜日

魚道


 めったに入らない河骨が入り、早速社中さんとポンプで水を上げミョウバンを入れての魚道生け。いつまでもつか見守りながらの清々しい朝でした。今日は朝稽古もありこんなことしていられないところですが、「お茶の社中さんにも見てもらいたくて」なんて言いながら、少しも休まず動いてしまう性分なのです。

2009年5月25日月曜日

思いがけない騒動



 ゴールデンウイークのころから騒がれた新型インフルエンザに、若葉青葉の中からマスク軍団。私も前週一週間は好きな温泉行きもやめて、ほとんど外出せず、息の詰まるような一週間でした。教室ではおけいこの時も外から来られる社中さんと一緒にマスク着用で頑張り、やっと規制が緩やかになった今日、孫は元気で羽をのばして登校致しました。
日本は世界一の清潔な民族の様に思います。空気中に色々な雑菌がいる世の中でその菌より自分の身を守る体制は私の娘など防御一級程に、じっと自宅で籠城していた様です。そのお陰でいまのところ親子共元気です。今週から通常に動きたいですが、まだまだ安心しないで気をつけていきたいです。しかし教室には新入の人がおとずれて早速私の手作りの主菓子でお茶を喜んで下さいました。柳緑花紅です。

2009年5月11日月曜日

五月に入り





 新緑あざやかな、誠にすごしやすい毎日でございます。
しかしインフルエンザ新型に毎日毎日newsをきにしながら、できるだけ人ごみをさけるこのごろです。私のゴールデンweekは初風炉の茶事で始まり、慣れたお客さまをお招きして爽やかに終わったつもりですが、ゆっくり反省しますと 水屋が不慣れで勉強しなければと感じています。初心に帰りグループを組んでお稽古茶事を再び計画してみましょう。

 千家十職展へ  
連休明けの静かな緑に包まれた万博記念公園跡へ20年ぶりに親しい友達と出かけました。
長らく茶道を歩んでいますが十職すべての展覧会は初めてでありました。400有余年千利休の
心が今も連綿と伝えられている陰には固く結ばれた職人の伝統に対する心意気を強く感じました。

Website     http://web.me.com/pyonmo/kasahara_tea_ceremony/Welcome.html
旧ブログ RITSUKO's 徒然ダイアリー 
http://soritsu-teaceremony.blogspot.com/ 

2009年5月1日金曜日

大徳寺



先日大徳寺芳春院へ久方ぶりに出かけました。尊敬申し上げる大先生の春の園遊会のお茶席にお招きいただきました。
ちょうど12年前ロンドンの大英博物館で催されましたお茶会の折もその先生に随行させていただきました。外国の方には喜ばれるとあって娘の振り袖を着てお点前させていただいた遠い日が懐かしく思い出されます。写真下はそのときの私の日本ではありえない振り袖姿です。
山門に向かって歩いておりましたら、そのロンドンで同じお部屋でお世話になった先輩とばったり再会し(写真上)、しばし思い出話に花を咲かせ、お待ち合いへ。
山水の庭とまぶしいばかりの新緑、十分に心洗われた頃、濃茶席へご案内あり、89歳というご高齢になられても尚、矍鑠とおもてなしの心あふれる大先生の亭主のお姿拝し、お元気でおられることとてもとてもうれしいことでした。席中のすべてにお心配りを感じ尊敬の念と感動のひとときでありました。数々の名品のお茶碗はすべてこの手に持たせてくださる、このようなお茶会はめったにないと思います。社中に対する思いやりの深さに感謝し、私もまた自己研鑽を積んでまいりたいと、改めて感じ入りました。

昨夜その大先生から直々にお電話いたさき、私の教室の発行いたしております機関誌「なごみ」をお読みくださり、励ましのお言葉頂戴し、本当にうれしいことでした。
明日からのお稽古にさらに社中さんと共にがんばるパワーをいただきました。