2018年8月31日金曜日

名水 点

25日、早朝に、水無瀬神宮の利休水を、社中の男性Y様が
美味しいお水を10リットル、朝一番のお稽古に間にあうよう運んできてくださいました。
鶴瓶の水差しに、御幣をかけて、濃茶の始まる前に、
「ご名水とお見受けいたしますので、お水を頂戴いたいます」との挨拶あり。お客は月1回しか来られない K様、茶室内は先日の朝茶のしつらえ、少し残し、本日のみの、名水点楽しませてもらいました。
  Y様はお仕事お休みですのに、鳥の羽ばたく前に京都の手前まで行ってくださり本当にありがとうございました。
残りましたお水で、ご飯を炊いたり、冷茶を作り、有効に使わせてもらいました。
朝早くから、ありがとうございました。


幼い社中にも、お薄でしたが
特別に御幣かざりました。

同年代の従姉妹2人みおくりて

そろそろ昭和の良い時代に成人、そしてだい2の人生をあゆんでまいりました、私たちに終活への入り口の時がやってきたように感じる昨今です。朝茶事おえた、途端、高知だ長年
私と同じ趣味で裏千家流の茶道を楽しまれた従姉妹80歳で、また横浜に住み、私を見守り厚く応援してくれた従姉妹の美しい長姉84歳で、1週間の内お二人を天国においおくりいたしました。


2018年8月26日日曜日

恒例の朝茶事

遅くなりましたが、さる19日、なごみ庵にて、朝茶事の、お稽古お客 3名、亭主 役と半東、そして水屋はん2名で、
早朝6時半席入りで、はじめました。
 毎年茶事のお稽古の初めには、当教室では、朝茶事からはじまります。今年は亭主役は以前から、よくなれたOBが引き受けてくれたすかりました。
 お客は全く初めてのY様、次客で大変緊張なさいましたが、無事袴姿で、両隣の中級の社中さんの、暖かいお心で
大変いい勉強経験させていただいたと、御礼のお手紙頂戴して安心いたしました。
 お盆の行事おえ、その後すぐに、道具立、献立、ちいさい茶庭の手入れ、そして普段てぬかりの部屋の掃除、いつもおもいますが、茶事を計画いたしますと、まるで、大掃除しているような気分になり、水やもピカピカになります。その分体のほうは、疲れたまるようになりますから、うまくコントロールしながら、前日の買い物時分からは、最も体調良いようにいたします。朝茶事の場合はほとんど前日から、料理を、下ごしらえ完了させて、冷蔵庫に冷やしておけますからその点他の自分時より、楽におもいます。
 水やはいつも助手の宗純さん、長い間の経験で、手際よく
なさり、翌朝は4時には到着、私は、ほっといたします。
お客様到着までの2時間半、玄関待合い、そして茶室の準備など、みなさん黙々と動きます。
 お客様到着5分前、玄関にもう一度打ち水、これもわすれてはなりません。
 お待合では、冷たい汲み出しを、これで、お客様もおちつけます。
 さあこのあとは、蹲、本席に座して、主客の挨拶です。
すぐに亭主役のF様の初炭です。灰型は見事な遠山、ご自身の持ち込みでした。
 まず時分時ですから、懐石を。一献すだち酒で、生湯葉のお向こうに、一文字のご飯と味噌汁と、このあとは省略させてもらいます。
 しかしなかでも、メインは椀物です。今回はそうめんを生きの良い鱧でまき、上にゆずの輪を絞り汁は椀に、天に梅干しの片を。美味しいと言ってくださる声を聞かせていただき
疲れもそこのけになります。このように進め、お酒も2献、3献目には、主客と千鳥酒となります。
 楽しい
です。基本のお稽古マスターなさり、茶道の究極の目的は茶事でしたね。今懸命にお稽古積まれている、初級の皆様、この席参加できる日を楽しみにがんばってくださいませ。
 懐石終わりますと、足の痺れも相当に、ここで、中立あります。
 茶室内お様子も、床の掛け軸外され、お花にかわります。
今日はススキとハナオクラ、滅多に早朝の時間に咲いてくれて、手にいれること難し花ですが、教会の物を頂戴いたしました。ありがとうございました。
 これから茶席本番の続き薄茶となります。
そして3時間半ぐらいの間の非日常を楽しんでいただけましたでしょうか?



茶粥

鱧の椀物

炊き合わせ 

芋茎の酢の物

八寸 モロコとミニゴウヤ


漬物5種

 A先生手作り 桔梗と水

牛乳ぱっくで、氷柱を




花オクラ

2018年8月20日月曜日

お盆のおやすみ

今年は大雨台風 気象台始まって以来の暑さ続きの7ー8
月前半は、まったく熱中症に気をつけての、生活でした。
 それがお盆を迎えますと、急に早朝に秋風を感じ、ほっといたしました。
 お盆のおやすみを9日から14日まで、いただきました。
近くに仏様のみ安座なさっている実家に、日頃は長男が岸和田から、よく見回りにきてくれますが、掃除他細かい家事は私の年1度の両親に話しかける大切な時期です。
 12日兄弟一同と申しましても、お嫁さんは天国より、
5人の兄弟姉妹の、私をよく支えてくれていた、次男は
心ならずも、車椅子で、介護ホームでの生活余儀なく、だんだん集まりも寂しくなってまいりました。しかしこの機会に日頃できない実家の掃除終えて、集いの日の食事の段取り、
最近はよく外で食べることききますが、やはり仏さんのまえで、昔話、非日常のタイムはなつかしいものです。しかし
私が動けなくなる日も近い将来やってくるだろうと感じる昨今です。

おひさしぶりです。

7月末より、同じ年頃のいとこや高齢の叔母 ともに横浜に
おられますので、想いきって、お見舞いや面会にいっておりました。
 母の妹の叔母は、書や踊りまた手芸やオルガン神戸に一人住まいしている頃は、私も暇あれば、訪問していましたが、
横浜のホームに入所してからは、面会もままならず、やっとできました日には、すっかり、私のことも、他人行儀の面会となりました。和裁も達者な叔母に、お茶を仕事にしています私には、いつもお世話になっていました。叔母は神戸から持っていった市松人形をだっこして、とても94歳とは思えない笑顔で、パチリ、写真好きのわたくし。しかし
『あなたはきれいな、人ですね』には、なんとも言えないさびしさ感じました。
 翌日はいとこの病態を戸塚までお見舞い、孝行息子さんの介護で自宅にもどられての日々の生活、ベットのうえで、身動きすら、困難な毎日、昨年お邪魔しました時はご自分で私を送り迎えしてくださったのに、意識は、しっかりなさり、私のこともよくわかってくださいましたが、一言も声がきかれませんでした。ほんの1時間ほどのお見舞いでしたが、
日頃 気になっていました私には、複雑な思いを抱き、また
のぞみで、無事大阪に。