2014年8月29日金曜日

いけばな 新進作家展へ

大阪 大丸心斎橋デパートで昨日28日より嵯峨御流はじめ、約30流派の
新進華道家が切磋琢磨した作品の発表会です。

私も教室の若い社中さんのおともして、会場に向かいました。
いつも教室でお稽古している花態とは違い、自由奔放に作家の持つ
イメージを 芸術的にかざられていました。お花の名前がかかれている作品は、まだ身近に感じますが、花1本もなく、アルミ製やガラスまた、布にて
表現なさっている作家様には、題名ほしかったです。74作品みせていただきました。
 嵯峨御流にも、これはなにを?とおもわれました。
やはり 古来からの伝承華のほうが、社中さんの案内もしやすくかんじました。 しかし温故知新ですね。

帰りほっと、モロゾフのプリンでお別れしました。


お姉さんと一緒に

久方ぶりのプリン

2014年8月26日火曜日

お花 文人華

お盆過ぎは、お花やさんお休みのこと多く、この時期いつも
私自身、野の花や野菜などもりあわせ、嵯峨御流の文人華の勉強します。                               先日社中さんのお父さん育てられた、おおきな南京とどきました。
早速、教室の文人華に。 そして皆様にも、それぞれ花材をお渡しして
自分自身文人になってもらい、ざるや敷板に盛り、そして、題名をつけてもらう、楽しい時間でした。
 
題名 『秋興』 田淵敦甫

題名 『送り火』 坂田 朋甫

題名 『秋立ちぬ』 小林 己紗子

大きな 南京 坂田 農園作

異常気象の8月

例年になく、8月始めより。台風、 またお盆前からの大雨により
各地 特に 広島のこのたびの土砂災害には、毎日の報道に、深くこころいためるばかりです。
阿部総理が現地いりなさり、被災なさった地区の方々に、慰問の昨今です。崩れ落ちた土嚢の処理に100億円とか、今朝の二ユースで、見て
被災者の皆々様に何か できることしなければと思う、今日もまた雨模様の蒸し暑い空です。親族や知り合いの方はおられないか?と心配する日々です。 心より、お見舞いもうしあげます。

2014年8月22日金曜日

裏千家 鵬雲斎大宗匠の講演会

昨日 8月21日 大阪駅のグランフロント の コングレコンベンションセンターで
京都の国際高等研究所30周年 記念フォーラムありました。

その 基調講演に 今日庵より大宗匠が 『日本人の精神力とは』とのテーマで 1時間
国際会議場の大パネルのまえで、大勢の聴講生のまえで、お元気にわかりやすく、
おはなしくださいました。現代の社会は進化し過ぎ昔からうけつがれた 日常の挨拶や
礼儀 人への思いやり 心配りかけた若者が、多すぎる社会になりつつある、現代をなげいておられると私はうけとりました。

戦後 欧米にばかり おっつけおっつけ とがんばってきて、近代国家と発展いたしましたが、 その反面 日本人としての 『心』は何処にいったのか?

昔の母親は 家族をまもり、人の道をしっかり子供に教え、そして社会におくりだす
心を磨く こと 教えてくれました。

我 心の塵を拭わん  我 心の埃を拭わん  もうひとつ ?

人間としての一番の教養は  もったいない「知足」 ありがたい の心であると
熱く現代にいきる、私達にジェスチャーをまじえながら、はなしてくださいました。
子供は
親の背をみて 育つ   今が大切 大切にいきなければ、未来はない 等

人間ロボットをそだててはならない。

今の時代は儲けのために地球をつぶしている。最近の異常気象にも深く感銘いたしました。
まだまだ 沢山の熱弁を記録させていただきましたが、のちほど大宗匠にお礼状ださせていただきます。

そのあと 国際高騰研究所の大学の先生がたによる 『持続可能性と幸福感』のテーマで
パネルジスカッションあり、これから未来の幸せは何か と深くかんがえさせていただきました。

講演会の前座に、千 玄室大宗匠様のご厚意で全員に抹茶とおいしいお菓子 『萩の露』が ふるまわれました。

お手伝いの京都淡交会の先生よりお伺いの電話はいり、私の教室から8名参加させていただきました。大勢のお客さんにお茶とおかし運ばせていただく役目です。
500名ぐらいのお客さんが、2時間ぐらいの間にどっとおみえになります。

さすが、水屋は元淡交会幹事長の本間先生です。茶筅ふりや盛りつけもプロの幹事の先生方ばかり、その中で私たちもお運びの経験させていただき、日頃できない経験させていただきましたことに、厚く御礼もうしあげます。
 
暑い中でしたが、全員正装で無事終えました事、うれしい1日でございました。
会場はクーラーのよくきいている最新の国際会議場で、気持ちよく、うごけました。

孫Mauriceも制服姿で、久方ぶりに大宗匠にお目もじでき又将来の励ましのおことば
頂戴致しました事心より、御礼申しあげます。







2014年8月12日火曜日

台風一過 のあと お盆に入り

大型台風が 何日も日本列島をのろのろ 北上し、各地の浸水ほか、大きな被害を受けられた方方のお見舞いもうしあげます。
私の従兄弟が高知に沢山おられますので、あちらこちらに、電話で様子をうかがった毎日でした。
 
昨日 11日より 16日まで、お盆休みいただきました。
今年はどこえもでかけないで、実家の仏さんの飾り付けや、普段ほっている、家事をしながら、ひとり、昔の両親の古い写真などながめ、ゆっくり、兄弟が参ってくれる日の準備しています。
 
日本人は、正月は神社に お盆はお寺に、クリスマスは 教会に、忙しい 民族ですね。
自分に信ずる宗教のみの行事を、しっかり守ればいいのにとおもいますが、一歩街にでかけますと、イベントの商売に負けてしまいます。こんなこと、皆様もかんがえられるでしょうか?

2014年8月8日金曜日

和菓子つくり

お花の朝鮮槙のお稽古も終え いよいよ お盆です。

教室で毎回作る主菓子 先日はほうずき でした。
暑くなってから、寒天やくずをつかう水菓子がつずいてましたので、
6日は 久方ぶりに黄味餡を練りきりでつつんで。
水曜日は午前 午後 夜の稽古あり、一番いそがしい日です。
それだけ、多くの社中さんと顔合わせできる日、それぞれに、同じ
材料用意して、直前に かたちづくりしてもらいました。
 
作品見てください。 それぞれの個性もあり、楽しい一時です。

TVに目を向けると、ききたくない、見たくない、ような、残虐な事件
次々と放映されますが、昔は青少年には、きいたことないような、事件
心いためつつも、どうして、今の社会は?
 至りませんが、私は、日本古来の常識が守れる、挨拶できる子供をそだてたいです。

午前 十河さん

午後 平山さん

夜 小原さん

2014年8月5日火曜日

小さい来客

先日 2日幼稚園年少組のかわいいお嬢さんの来客ありました。
私が指導させていただいている、某会社の茶道部obで、御結婚後幸せなご家庭のもと、ご主人さまの転勤で日本各地を転々なさっていますが、いつも、里帰りの折りは、私の教室をたずねてくださいます。
お迎えするのに、私の助手の宗純さんも愛娘を連れて、うれしい再会です。 しかしまだ幼い二人は、スムーズになれるのに。ほんのすこし時間かかります。
 まず、少しの茶花を竹の通い筒にさしてもらいました。
その後は楽しいランチ 茶道部員のk様も加勢してくださり、さけずしや煮物 揚げ物、いつものお稽古と違い私もたのしませてもらいました。
午後には大変仲良くなれた結衣ちゃん 咲雪ちゃん、なれて、なれて、
積み木や、カードあそび、楽しく幼稚園ゴッコできました。
 また来年きてくださいね。
妹の真緒ちゃんは挨拶のみで、おじいちゃんのお迎えです。 



2014年8月4日月曜日

嵯峨御流 いけばな 公開講座に参加して

昨日 8月3日 嵯峨御流 総司所大覚寺において、大阪地区連絡協議会 主催の公開講座
華務長 辻井ミカ先生による、見事な伝承を大切にする講座受講させていただきました。

テーマは「嵯峨天皇の愛された嵯峨野と景色いけ」です。

私が高校2年から習った中でもっとも、好きな花態です。

久方ぶりに学園の広間で正座して、9司所の250名の姿に遥か昔になりますが、専修会にこの場の通った日を懐かしくおもいだしました。

壇上で次々と、日本古来の自然の原風景について、語られ、それを。これからの未来を担う次世代の人々に継承しなければならない、私達の役目を強く感じさせていただいた
有意義な講座でした。
 若くて、颯爽となされた 辻井ミカ先生 白のパンタロン姿とは、いとも心地よさをかんじました。

いよいよ大沢の池 や 嵐山の竹林を壇上で埋け込みなさり、見事な、原風景を
学院内で見せていただきました。

この講演会のため、汗をながし、花材あつめにおおいに熱血をそそいでくださった
光岡先生 はじめ、各司所長さまに感謝もうしあげます。

教室の指導にも、暑さにまけないで、七景や 三勝の景にも、挑戦しなければと
大いに、私自身への大きな励ましとなった有意義な一日でした。