2014年8月22日金曜日

裏千家 鵬雲斎大宗匠の講演会

昨日 8月21日 大阪駅のグランフロント の コングレコンベンションセンターで
京都の国際高等研究所30周年 記念フォーラムありました。

その 基調講演に 今日庵より大宗匠が 『日本人の精神力とは』とのテーマで 1時間
国際会議場の大パネルのまえで、大勢の聴講生のまえで、お元気にわかりやすく、
おはなしくださいました。現代の社会は進化し過ぎ昔からうけつがれた 日常の挨拶や
礼儀 人への思いやり 心配りかけた若者が、多すぎる社会になりつつある、現代をなげいておられると私はうけとりました。

戦後 欧米にばかり おっつけおっつけ とがんばってきて、近代国家と発展いたしましたが、 その反面 日本人としての 『心』は何処にいったのか?

昔の母親は 家族をまもり、人の道をしっかり子供に教え、そして社会におくりだす
心を磨く こと 教えてくれました。

我 心の塵を拭わん  我 心の埃を拭わん  もうひとつ ?

人間としての一番の教養は  もったいない「知足」 ありがたい の心であると
熱く現代にいきる、私達にジェスチャーをまじえながら、はなしてくださいました。
子供は
親の背をみて 育つ   今が大切 大切にいきなければ、未来はない 等

人間ロボットをそだててはならない。

今の時代は儲けのために地球をつぶしている。最近の異常気象にも深く感銘いたしました。
まだまだ 沢山の熱弁を記録させていただきましたが、のちほど大宗匠にお礼状ださせていただきます。

そのあと 国際高騰研究所の大学の先生がたによる 『持続可能性と幸福感』のテーマで
パネルジスカッションあり、これから未来の幸せは何か と深くかんがえさせていただきました。

講演会の前座に、千 玄室大宗匠様のご厚意で全員に抹茶とおいしいお菓子 『萩の露』が ふるまわれました。

お手伝いの京都淡交会の先生よりお伺いの電話はいり、私の教室から8名参加させていただきました。大勢のお客さんにお茶とおかし運ばせていただく役目です。
500名ぐらいのお客さんが、2時間ぐらいの間にどっとおみえになります。

さすが、水屋は元淡交会幹事長の本間先生です。茶筅ふりや盛りつけもプロの幹事の先生方ばかり、その中で私たちもお運びの経験させていただき、日頃できない経験させていただきましたことに、厚く御礼もうしあげます。
 
暑い中でしたが、全員正装で無事終えました事、うれしい1日でございました。
会場はクーラーのよくきいている最新の国際会議場で、気持ちよく、うごけました。

孫Mauriceも制服姿で、久方ぶりに大宗匠にお目もじでき又将来の励ましのおことば
頂戴致しました事心より、御礼申しあげます。







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