大寒もさり、そろそろ梅ほころぶこの頃

　人生のうちで、時々お互いに、連絡とりあい、お元気なら、久方ぶりに お会いして懐かしく、お食事でも、できる、ほっとする時期ではないでしょうか？ 　こんな時期も昨年に続き、今年もじっと、自粛をしいらげられる、昨今でございます。 　人間は、（考える蘆）ですね。いつまでつずくか？わからない今、この時代に、人は何を 求めておられるのか？　衣、食、住のなかで、どんな中にも、仕事中の人も、暇をもてあそばれてる 人もかならず、ランチの期間あります。NHKのランチタイム放映、毎回と言うほど、目を向けて いる私。　いままで3食とも手作りに、時間かけていました、私。　つい最近昼食になれば、 ビルの中から、列を作って、昼弁当を求めておられる、サラリーマン、その人たち目当てに 早朝から何種類もの弁当販売なさる、業者の面持ち、全て売り切れて、引き上げなさる姿。 　人々に欠かせない、3食、この時代外食店は緊急事態宣言で。大打撃に苦痛をかんじられて 大変ですが、同じ食事にも、形変えられれば、大繁盛の、世の中のようです。 　とにかく人間の知恵、考える蘆が、うまく反映できますようにと、思うこのごろです。 私の茶道教室も今年のおひな祭りは？又4月29日の、なごみ会のリクレーションは？ 1年延期になりました教室の40周年は？ 様々な思いの中、コロナ収束願う毎日です。 笠原宗律

初釜にかわり、今年は初稽古で

自粛ではじまった2021年、3が日の神社参りも自宅で過ごし、 6日から、初稽古の準備に、教室に向かい、助手の宗純さんと、 せめて、お道具だけでも、又花びら餅だけでも、心込めて、皆さんと、 新春を肌で感じたく、晴れの心で、せっせと、準備にかかりました。 　滅多に使わないお道具には、長い茶道人生の歴史あり、買い求めた 頃の思い出、一人でささやきながらの、令和年の朝、正月らしい 陽の光、たっぷりと差し込む、私の大好きななごみ庵です。 　さて、初稽古は3班に、別れていただき、三密さけて、マスク2重 にしていただき、濃茶は各服点で、初炭、後炭も時間短縮するため 少し省けるところは、省略させてもらいました。 　いつも京都駿河屋さんの、花びら餅だけは、例年どうり、初春の喜び あじわってもらい、いまは、なき鈴木宗令先生を思い出しながらの良き 初稽古、昨日2回目おわりました。 　どうか来年は、堂々と茶懐石いただきながらの、初釜できますように コロナが　1日も早く収束いたしますように、念じております。

2021年 元旦に、

　世の中がどんな状態であれ、地球回っている限り、初春の光は、東の空に 今年は天候あまり良くなく初日は残念でした。しかし時刻は正確に刻々とすぎ 2021年元旦はあけました。　その時私は、仏教詩人で、茶道家である有名な 方のことば　（火は必ず消える）を思い出し、きっと、コロナ菌も、今年には 地球から消えるのではと、心にきざみました。 　80歳まで、健康な体で、生かされ、好きな茶道一筋に歩ませてもらえた人生に 感謝一杯で、残された日々、最も身直な人々から、今までお世話になった、方々に 何か恩返ししたい思いを抱きながらの目覚めでした。 　どうか、思う存分、この気持ち保てますように、神様おまもりくださいませ。 　　　新年あけましておめでとうございます。 　医療従事の皆様、殊の外大変な毎日どうか、1日もはやく、コロナ菌の収束願い 　喜びの声あがるまで、ご自分のお体おまもりくださいませ。　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なごみ庵　笠原宗律