2014年1月24日金曜日

関空で孫見送りて、早1週間 すぎました。

1月16日高校1年の孫がオーストラリア パースに向けて、シンガポール経由で、関空とびたちました。幼い頃より家族3人での海外は度々経験致してますが、
此の度、交換留学生として、一人パースへ。少し緊張していた様子でしたが、無事14時間かけて、パースに到着いたしました。18歳以下の未成年者には、空港内の乗り継ぎには、アシスタントが着いて下さるサービスございまして安心でした。真夜中の2時頃ホームステイ先のお家につき、出迎えのホストファミリーも気の毒なことです。

日本のマンションと違い広々とした敷地の中の緑一杯のホームらしく、LINEカメラで写してくれて、母親に見せてくれたそうです。まずはほっといたしました。
17日の夕食のとき家族全員に紹介され、日本から持たせたお土産をお一人ずつ5人家族にお渡し、これからはじまる3ヶ月の事、挨拶できたでしょうか?身体は182cmありましても、まだまだ子供ですが、そろそろ親に反発する年齢ですので、丁度はなれて暮らすのにも、いい時期とおもっています。
オーストラリアでは、今夏休み中。2月3日より始まる新学期まで、語学学校に2週間通い
現地にならしてもらえます。この間の経費は、又別払い何と行っても、沢山お金かかります。
私達の頃は、ごくわずかな選ばれた生徒が留学した事おぼえていますが、帰国しましたら、1年落第で勉強しなければならなかったのに、今はそのまま元の学年に戻れるシステムです。勿論そのために日本の学校の月謝も払うわけです。本人にとって、いいのか
マイナスなのか?疑問も抱く現代です。
兎に角、自立しての3ヶ月多いに何かを身につけて、帰ってほしいと、願うこのごろです。

私もスマホでLINEやっておりまして、毎日のごとく様子やおしゃべり出来る現代です。 最小限の抹茶と干菓子 点出しできる道具もたせましたので、どうか日本文化をパースの人々に披露できたらとねがっています。大宗匠様がんばってみます。遥か日本からみまもってくださいませ。
出かける前の初釜で
4月6日帰国予定です。

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2014年1月23日木曜日

和食 日本料理文化に乾杯

私達が、そだちました、ころは、今放映されている『ごちそうさん』のような風景もまだみられ、母は真っ白の長い前掛けで、沢山の子供に、煮物を作りたべさせてくれました。
昨年 日本料理が世界中にもみなおされ、教室でも、若いお母さんがた、『おせちに挑戦』との声あがりました。先日初釜のおり、『先生今年のおせちこれだけ頑張ってつくりました』と携帯で写真みせてくれました。日中は懸命に透析担当なさっている平山さま
私とても感心いたしました。主婦専業のお母さんでも、手作りより、デパートで早くから注文して、年末に配達されるおせちに頼る昨今です。教室では 年何回も御茶事を繰り返し、水屋も交代して、心込めて、和食に挑戦しております。若い世代の人が、自分の疲れも、喜んで食べてもらえる、家族を思い、仕事と両立なさっている事に感心いたしました。

2014年1月21日火曜日

全ての初釜終えて

寒中御見舞いもうしあげます。
11日と 15日は自宅なごみ庵にて 親子教室の部と 大人の部を別々に初釜させていただきました。
 昨年までは、1日に、午前 午後と2回させていただきましたが、子供達も大きく成長しして、つずけてくれていますので、それぞれに、皆さんと、新年をことほぎ、嶋台で、
お濃茶を、子供たちも日頃の訓練の賜物、たっぷりよばれてくれます。点前は最年長で
16日にオーストラリアへ留学のため出発を前に Maurice君です。初炭は白木の台で、お母さんで今年講師の免状取得なさった岸さん、おうすは、袴姿で 岸央展君今年中学生になります。1年生からお稽古始められ、妹の美那チャンと、よくつずけてくれています。
他に沙織里ちゃん なっちゃん あやなチャン 皆が合同に一緒になれる、行事のある日は楽しくて、晴れ着も乱れるぐらいにぎやかになってまいります。しかし 恒例の百人一首の時間になると、真剣に紅白に別れて、大人達に挑戦いたします。
毎年の事ですが、こんな姿を見ながら、今年もはじまる、私は幸せでございます。

大人の部は黒一点昨年検定試験や裏千家の特別講演会を受講いたしました、藤原さん、又
同じく茶検定2級を見事合格なさった、十河さん渡辺さん他、皆さん茶道を通じて、
生き生きと今年のスタートです。それぞれ家庭のおきましては、良妻賢母の奥様です。
どうか、ご無理のないよう大切な余暇を茶道に当てて下さる事、感謝いたしたます。
なごみ会の皆々様の健康と、家庭のご安泰をねがいつつ、初釜おえました。

又某会社のクラブの初釜は京都嵐山の静かな重要な文化財のお茶室で、少人数ですが、
力量いっぱいのクラブ員の皆様と13日にたのしませていただきました。法輪寺を借景に
たたずむ茶室内は、話すと、吐く息が白くみられるほど、凛と冷えておりましたが、
その中に、おおぶりの釜からたちあがる湯気とお香の上品な香り、なんとも言えない
新年の雰囲気です。今年もクラブの皆様と、楽しくお茶事など楽しめることながいつつ。
毎年床の前で写していただく写真に、すでに、13枚元気で、いつまでこの写真と思いつつ
広間に写り、楽しく懐石弁当よばれました。写真 少しあとで、おまちください。







2014年1月7日火曜日

京都散策

寒い寒い三が日でした。白みそ仕立てのお雑煮たっぷり、親子でお祝いして、4日はそれぞれに。 私は年末より、ラジオで聞いていた、展示見に行く事にしました。
今年は戦後 学徒出陣して70周年との事、国公立の有名大学で、その頃の様子や、遺品展示されているとの事、なかなかくぐる事できない京都大学の門をくぐってまいりました。
正門玄関前の時計台と大きな楠 広い広い敷地内に、おともしてくれる、社中さんと、重厚な思いで、展示品見学いたしました。まだ20歳前後の将来有望な学生さんが4500人も出陣なさり、そのうち250名あまり、お国のために若き命をささげられたようです。
とくに、出陣の前夜、故郷の父母にあてた、手紙には泣かされました。私はその頃、5歳でしたが、毎朝おきて、わずかなお粥を頂き、背中に小さなリュックを背負わされ、中身は何だったのでしょう?防空頭巾をかぶり、ドラマの鳩子のように、近隣を歩きまわっていたこと、おもいだしました。 
裏千家の大宗匠様が、特攻隊志願なさり、見送られた淡々斎ご夫妻の張り裂けるような、おこころの内強くかんじました。無事ご帰還なさり、しばらくはおつらい思い、しかし
世界平和を願われ、『一椀からピースフルネス』をかかげられ、63年世界の隅々にまで
茶道の精神を広めて下さった事、今までも勿論周知させていただいていますが、今日又
京都大学で、数々の資料見学させていただき、改めて敬服の念一杯でございます。
これを機に、小さい私の教室ですが、お茶の精神の崇高さを、伝えたまいりたいです。

次に隣の吉田神社にお参りして、孫がもうすぐオーストラリヤに留学いたしますので、お札を求めました。この神社で毎年お献茶ございますが、一度参列させていただきたいです。

昨年NHKにて放映された 八重の桜 随分のめりこんで、毎週楽しみに看させていただき
昨秋 会津若松にもまいりました。お墓が京都の東山の疎水、若王子にある事ラジオできき、この機会にと、さがしてまいりました。なんと、300メートルぐらい山道を登山いたしました。予期せぬ場所、清らかな同士社大学の共同墓地に、杖をたよりにのぼりつめました。正面に新島襄先生のりっぱなお墓その横に八重さんの寄り添うような、小さな墓石
敷地内に山本覚馬様はじめ、ご親族のお墓ありました。お参り済ませ何か、達成したような気分でした。地域の人でしょうか、 今まで誰も来られなかったこの墓地に最近は多くのお参りの人々あり、とはなしておられました。NHKの大河ドラマの影響大ですね。

2014年1月3日金曜日

2014年の新春

お題 『静』にちなんで、平成26年となり昨年中におこった、国内外の嵐のような状況が、今年は、少しでも治まりますようにと、願いつつ新春をむかえました。

15歳より嵯峨御流のお花のクラブにて、楽しみつつ、18歳より、茶道裏千家流の入門
以来幾多の人生の苦難乗り越えて、60年近く継続して、この道を歩みつずけられたことは、お家元様始め、諸先生方のお導き、お引き立てのお蔭でございます。
改めて、感謝申し上げ、今年も幼い子供達を含め若い世代の社中さん達とともに、自己研鑽を重ね邁進してまいります。
 
どうぞよろしくお願い申あげます。笠原宗律