2014年1月7日火曜日

京都散策

寒い寒い三が日でした。白みそ仕立てのお雑煮たっぷり、親子でお祝いして、4日はそれぞれに。 私は年末より、ラジオで聞いていた、展示見に行く事にしました。
今年は戦後 学徒出陣して70周年との事、国公立の有名大学で、その頃の様子や、遺品展示されているとの事、なかなかくぐる事できない京都大学の門をくぐってまいりました。
正門玄関前の時計台と大きな楠 広い広い敷地内に、おともしてくれる、社中さんと、重厚な思いで、展示品見学いたしました。まだ20歳前後の将来有望な学生さんが4500人も出陣なさり、そのうち250名あまり、お国のために若き命をささげられたようです。
とくに、出陣の前夜、故郷の父母にあてた、手紙には泣かされました。私はその頃、5歳でしたが、毎朝おきて、わずかなお粥を頂き、背中に小さなリュックを背負わされ、中身は何だったのでしょう?防空頭巾をかぶり、ドラマの鳩子のように、近隣を歩きまわっていたこと、おもいだしました。 
裏千家の大宗匠様が、特攻隊志願なさり、見送られた淡々斎ご夫妻の張り裂けるような、おこころの内強くかんじました。無事ご帰還なさり、しばらくはおつらい思い、しかし
世界平和を願われ、『一椀からピースフルネス』をかかげられ、63年世界の隅々にまで
茶道の精神を広めて下さった事、今までも勿論周知させていただいていますが、今日又
京都大学で、数々の資料見学させていただき、改めて敬服の念一杯でございます。
これを機に、小さい私の教室ですが、お茶の精神の崇高さを、伝えたまいりたいです。

次に隣の吉田神社にお参りして、孫がもうすぐオーストラリヤに留学いたしますので、お札を求めました。この神社で毎年お献茶ございますが、一度参列させていただきたいです。

昨年NHKにて放映された 八重の桜 随分のめりこんで、毎週楽しみに看させていただき
昨秋 会津若松にもまいりました。お墓が京都の東山の疎水、若王子にある事ラジオできき、この機会にと、さがしてまいりました。なんと、300メートルぐらい山道を登山いたしました。予期せぬ場所、清らかな同士社大学の共同墓地に、杖をたよりにのぼりつめました。正面に新島襄先生のりっぱなお墓その横に八重さんの寄り添うような、小さな墓石
敷地内に山本覚馬様はじめ、ご親族のお墓ありました。お参り済ませ何か、達成したような気分でした。地域の人でしょうか、 今まで誰も来られなかったこの墓地に最近は多くのお参りの人々あり、とはなしておられました。NHKの大河ドラマの影響大ですね。

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