2010年9月28日火曜日

急に寒さ感じるお彼岸



例年にない熱帯夜続きから、十五夜を迎える頃から突然寒さすら感じるお彼岸ほっとする間もなく冬になるのではと心配ですね。さわやかな事うれしく孫は大阪市内心斎橋より、天美まで自転車で 初めてサイクリングしてやってきました。大事業終えたような表情でマンションに着きました。やれやれ心配した2時間でした。マンションの1年目の大修理のための、ベランダ片付けの力仕事も逞しくてつだってくれて、翌日又大阪へ 帰路は1時間でついたとのことです。

鵬雲斎大宗匠 TV出演を見て

早くブログにかからねばと思いつつ毎朝五時起きの私は夜早い時間から眠たくなり、はかどらず
今日になりました。19日の深夜に『利休にはなれんかった』というタイトルで一時間TVで神風特攻隊での日々のご様子を詳しくおはなしくださいました。今までどうして志願してまで、入隊なさったのか?又御生還なさった心のうちを、どのように乗り超えられたのか?ベールかぶったごとく感じていましたので、機会あればどこかで講演なさる日をさがしておりました。社中さんが教えてくれて、録画して10回ほど繰り返しみせていただきました。沖縄の海に次次と爆破して消えいく友をどんな思いで、耐えておられたことでしょう。待機命令のまま終戦を迎え、京都に戻られてからのお苦しみ、悶々とした日々を大徳寺の中ですごされたのですね。そのとき瑞厳和尚の大きな喝で我にかえられ、まっしぐらに世界平和を願われ行脚の60年を過ごされ今日がおありなのです。私たちは一椀を点てる事にこんなに大きな意味ある事改めてかんじいりました。

2010年9月18日土曜日

清涼

9月に入り、お稽古で茶杓の銘『清涼』と言いたいのに暑い暑いでうんざりしていましたが、2~3日前より朝夕本当に涼しくなりうれしいですね。私も30周年の茶会の案内状ほぼ発送し終え一区切り付き、昨日は稽古始めよりお世話になっている関目のお道具屋さんを訪れ、懐かしいご主人としばし道具建てを相談したり、たわいもないおしゃべりをして、昔から知ってくださっているお方は大切にお付き合いさせてもらいたいと改めて感じました。帰りに大阪の老舗の和菓子屋さんにも立寄り昔ながらのお店で懐かしい奥様に茶会の主菓子の予約してまいりました。ともに長きに渡り経営なさっているお姿に敬意を表します。[継続は力なり]で私も元気でがんばります。

2010年9月14日火曜日

30周年のお茶会リハーサル終えて


















 


 9月11日(土)目前に迫って参りました30周年記念茶会のリハーサルのため、当日役割を担当して下さる社中さん10名ばかりとちびっ子をつれて、堺の朝雲庵にて5時間ほどかけてやってみました。まだまだ暑い中、そしてお点前はよく出来ても、水屋の段取りはほとんどの人が初めてのため疲れ果てました。しかし乳飲み子を預けて駆けつけてくれた、今休暇中の宗純さんに感謝一杯です。共に歩んだ30年の重味を感じました。もちろん慣れない社中さんはこれから2ヶ月大いに訓練させていただき、重要な役目をこなしていただけると期待しています。子供達も浴衣姿で初めて座る外腰掛でうれしそうです。当日は2年半前から始めましたチビッコ教室の発表会も兼ねております。みんな病気しないで元気で私を助けてくださいね。もちろんお茶には慣れない娘、また裏方に大いにはりきってくれる孫Maurice が先頭にたって役立ってくれればいいですが、かえって慣れた社中さんの足ひっぱるかも知れません。それでも何でも手伝うと申しておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。皆様おつかれさまでした。

2010年9月2日木曜日

窓前秋興


昨日 お花の研究会でした。岡山からご指導にきていただいている私たちのクラスの先生は備中司所長であられ、とても熱心に大きな声で華道の根源がこの宇宙にあるところから、ひもといてくださいますので、暑さも吹っ飛ばし熱弁をふるってくださいますので、生徒の私たちも懸命にききいっています。今日の実技は 大好きな文人で 題名は『窓前秋興』です。まだまだあついですが、すすき 女郎花 雄山火口(おやまぼくち)丸は 鶏頭と何とも初秋です。お花やさんもよくいい花材集めてくださり感謝します。文人になり野のはな 生けているのは幸せです。今日は お稽古お休みですので、早速となりの病院に早朝いけました。もう暫くできっとさわやかな日がやってきます。入院中の患者さんしばし眺めてくださいませ。

大徳寺へ 



去る28日 大徳寺で利休の御遠忌法要の日 孫Mauriceと共に早朝5時30分大阪出発して京都に向かいました。その日も朝から暑かったですが、和服で緊張しますと何とも暑さは感じず、大徳寺山門に到着しました。7時40分に金毛閣の山門前に、ここで、昨年秋より7センチほど背丈のびた、孫の写真を撮り聚光院へ。法要までまだ2時間ほどありましたので、先に隣の織田信長をお祭りしている総見院で一服よばれました。9時30分お家元御一行着席なさり荘厳のうちにお経はじまりました。大木の囲まれた禅寺で蝉の声聞きながらの法要参加させていただくことは、
私たち茶道を修行していく身には有意義な2刻でございます。13歳で体験させていただいたMauriceはどのように感じているでしょうか?まだ幼いですので、禅の心よりお寺の形に沢山興味ありカメラに景色をおさめ夏休みの宿題に多いにや役だたせてもらいました。
何よりうれしかったのは 坐忘斎お家元にお言葉かけていただいたことです。鵬雲斎大宗匠にハワイでのお礼いをのべ、他の学生さんと共に今日庵席で美味しい涼しげな主菓子でいただいたお茶は私と孫にとりまして、暑い夏など感じない大切な一時でした。