2018年10月30日火曜日

千玄室大宗匠様の 記念講演会に。

さる10月21日、大阪柏原市制60周年記念に、御尊敬申し上げる大宗匠様、800席のリビエールホールにて、なんと
1時間20分、日本の心、茶の湯をテーマに、お元気にお話くださいました。
 今年は大阪 の地に三度目のご講演、それぞれテーマは、少し違いますが、いつも大二次世界大戦の特攻隊時代のおはなし、聞かせていただき、今世界中に茶道を、広めてくださった偉業に、深く感謝申し上げます。
 その心を受け止め、さらに、これから伸びゆく次世代の社中 さんをしっかり育て、可能な人には、日本だけでなく、
どこの国で人生を、過ごされても、裏千家茶道は京都と同じように学べる事、つたえてまいります。
 この大きな行事の主幹をつとめられました、乾宗恵先生ご高齢であられますが、ご立派に最初のご挨拶なさいました。
 満席の会場に教育大生に よる、混声合唱で『ふるさと』他美しい歌声に、なんと「日本の唱歌 」をなつかしくいい雰囲気でございました。大勢のご招待客始め、淡交会の皆々様
と、御園棚でのお呈茶、十三夜の主菓子、元気な学生さんに よるお運びでお抹茶をいただき、お友達と、点心席にて
お話も弾み、初秋の良き日でございました。
 裏千家茶道を柏原の地に根を降ろされ、広め続けて来られた40年、乾先生始め、お社中様の『継続は力なり』に、心からお祝い申し上げます。おめでとうございました。






2018年10月26日金曜日

茶道入門して

教室の小、中学生の社中さん、私立 校の方は、土曜日も
授業あり、又中学生には、クラブもあり、なかなかお稽古に通う時間取れず、折角入門なさいましても、いつも続けられるのかなあ?と心配しながらの日々です。
 しかし、個人差大いにあり今私立中学2年生のK君は、
関心な事に、茶道が好きと、ご自分の意思で、入門なさり、
月2回のお稽古を何としても、こなしたい思いに熱意を感じ
ます。私も共に頑張る将来に向けて、元気で、利休さんの教えを正しく伝えねばと、ありがたい若い将来性の長いちびっこ社中に感謝です。
 小学生の社中も、私を助けて、おしゃべりしながら、炉開を間近に、灰をこしてくださる姿に、本当に嬉しい昨今です。
 



灰 こしの大きなお手伝い終えて、きな粉餅

2018年10月11日木曜日

中置、藁灰のこの月


台風も過ぎ去り、爽やかな季節を、やっと迎えられました。
今年は、藁灰に挑戦しています。
毎年この1ケ月のために、鉄風炉早く出してと思いつつ
なかなか間に合わず藁灰の勉強もしばらくできなかったです。今年は6月から当教室にお稽古に通っておられる、
茶道に大変熱心な、男性のY様の強力な熱意に、私も立ち上がり 準備はじめました。できるだけまっすぐで、しっかりした藁を、焙烙鍋に入る寸法に切り、一度塩水で30分ほどつけて湿らしたものをゆっくりやきます。大変気になりますが、なかなか、黒くなるまでには、時間かかります。
 私が茶道を習い始めた60年前に求めた鉄の道安風炉です。懐かしく思いながら、風炉灰をたっぷり入れて、五徳据えて、さっと二文字に抑えます。
さあ、これから黒く焼けた藁を灰の形のとうり寸 法きって
灰のうえに、きちんとそろえて、のせていきます。
 本来亭主が一人、何時間もかけて、藁を乗せて仕上げるのでしょうが、ここは教室です。お稽古にお越しになる、みなさんに、ほんの少しでも藁を乗せてもらい、みんなで最後の週までに、仕上げたくかかりはじめました。

2018年10月7日日曜日

淡交会大阪北青年部 秋の茶会に招かれて

本日秋晴れの良き日となりました。
かねてよりご案内いただいてました、青年部の秋の茶会
生国魂神社へ早朝より、社中2名とまいりました。
 今年のテーマは月でした。2席目にご案内いただき、
大先輩のI様のお正客の元、私たちが青年部でいた頃、よくおもいださせてもらい、とても懐かしく茶会を楽しませてもらいました。
 席中はお軸(月清千古松)から始まり香合村瀬治兵衛さんの桔梗、お花は糸すすき、秋明菊、秋海棠、花入は立 鼓です。 そしてお点前席のお棚私は初めてで大宗匠お好みの
三成棚(あし3本はそれぞれ違う材木でした。)水差しも
大宗匠 書き付けあり舟の絵でした。お釜は黒面取り道安、
そして萩井好斉さんの桑巻水透、なんとこの月にふさわしい
取り合わせおおいに、楽しませてもらいました。
 青年部全員で干菓子器に青竹を斜めにきり、まるでかぐや姫でも、おられるかのように俵屋さんの水菓糖はいっていました。重菓子は編笠に(虫の音)でした。
 お棗は雪月花 の大棗でした。これも手造で蓋の裏の銀色の月の文字なんともはんなりとよいものでした。
お正客様が蓋開けてみせてくださいました。
 次に点心席です。立礼席の隣のお部屋が玉秀庵だそうです。これもお正客様が教えてくださいました。
 最後に本日ご一緒に初めてお越しになる社中さんと門前で記念撮影いたし、若くてこれから裏千家の発展にたゆまぬ努力をしてくださるであろう青年部の皆様に感謝もうしあげます。お疲れさまでした。
 私の教室からも、青年部に入れる人を一人でも多く
推薦させてもらえるよう、頑張ります。
玉秀庵前

生国魂神社前

天王寺高校時代の合同同窓会

毎年この爽やかな時期に開催される合同同窓会です。
学年同窓会より、同期の方々は役10名ぐらいで、大変すくないですが、できる限り出席いたします。
 私達も来年は高校卒業後60周年をむかえます。
毎年上六のシェラトン都ホテルで、この時期にひらかれます。阿倍野のハルカス前から上六行きのシャトルバスに乗りますと、ほとんど卒業生の感じいたします。
 総会ですから、在校生の留学状況を同窓会にたいして支援のお礼の挨拶もきかせてくれます。2-3年前から、ほとんど理系学部にかわったようです。若くて優秀後輩の皆々様とも顔合わせ、60年前の私は?またテーブル同じで、今は楽しくお話できる歴々たるお仕事終えられた男性と
有意義な時間過ごせること、嬉しくかんじました。
また来年もお元気でと、終演の前に、たからかに校歌を共に歌えて、幸せな夕刻でした。
東京から参加のI様


教室内で、お免状を、

Mクラブの茶道部入門で初級のお免状を、お渡しする際
私の教室では、少し遠方の方にも、会社のクラブ室
でなく、教室の、なごみ庵に、おこしいただき、床に飾らしていただいた、入門、小習、茶箱のお免状を、重々しく
お家元様のご名代で渡させてもらいます。
 これから続く、沢山の免状を、取得していただく、最初の
この行い肝心と私はおもいます。
 茶道の良さを、深く体験なさり、人生には、山あり谷あり
ですが、無理なく習える時に習得していただければと、願い込めて、これからの無事を祈りお見送りいたしました、爽やかな初秋でした。大変優秀なM様しばらくは、ママ様に向けての嬉しい希望輝く日々お体に十分気をつけてくださいませ。