2018年10月11日木曜日

中置、藁灰のこの月


台風も過ぎ去り、爽やかな季節を、やっと迎えられました。
今年は、藁灰に挑戦しています。
毎年この1ケ月のために、鉄風炉早く出してと思いつつ
なかなか間に合わず藁灰の勉強もしばらくできなかったです。今年は6月から当教室にお稽古に通っておられる、
茶道に大変熱心な、男性のY様の強力な熱意に、私も立ち上がり 準備はじめました。できるだけまっすぐで、しっかりした藁を、焙烙鍋に入る寸法に切り、一度塩水で30分ほどつけて湿らしたものをゆっくりやきます。大変気になりますが、なかなか、黒くなるまでには、時間かかります。
 私が茶道を習い始めた60年前に求めた鉄の道安風炉です。懐かしく思いながら、風炉灰をたっぷり入れて、五徳据えて、さっと二文字に抑えます。
さあ、これから黒く焼けた藁を灰の形のとうり寸 法きって
灰のうえに、きちんとそろえて、のせていきます。
 本来亭主が一人、何時間もかけて、藁を乗せて仕上げるのでしょうが、ここは教室です。お稽古にお越しになる、みなさんに、ほんの少しでも藁を乗せてもらい、みんなで最後の週までに、仕上げたくかかりはじめました。

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