2018年8月26日日曜日

恒例の朝茶事

遅くなりましたが、さる19日、なごみ庵にて、朝茶事の、お稽古お客 3名、亭主 役と半東、そして水屋はん2名で、
早朝6時半席入りで、はじめました。
 毎年茶事のお稽古の初めには、当教室では、朝茶事からはじまります。今年は亭主役は以前から、よくなれたOBが引き受けてくれたすかりました。
 お客は全く初めてのY様、次客で大変緊張なさいましたが、無事袴姿で、両隣の中級の社中さんの、暖かいお心で
大変いい勉強経験させていただいたと、御礼のお手紙頂戴して安心いたしました。
 お盆の行事おえ、その後すぐに、道具立、献立、ちいさい茶庭の手入れ、そして普段てぬかりの部屋の掃除、いつもおもいますが、茶事を計画いたしますと、まるで、大掃除しているような気分になり、水やもピカピカになります。その分体のほうは、疲れたまるようになりますから、うまくコントロールしながら、前日の買い物時分からは、最も体調良いようにいたします。朝茶事の場合はほとんど前日から、料理を、下ごしらえ完了させて、冷蔵庫に冷やしておけますからその点他の自分時より、楽におもいます。
 水やはいつも助手の宗純さん、長い間の経験で、手際よく
なさり、翌朝は4時には到着、私は、ほっといたします。
お客様到着までの2時間半、玄関待合い、そして茶室の準備など、みなさん黙々と動きます。
 お客様到着5分前、玄関にもう一度打ち水、これもわすれてはなりません。
 お待合では、冷たい汲み出しを、これで、お客様もおちつけます。
 さあこのあとは、蹲、本席に座して、主客の挨拶です。
すぐに亭主役のF様の初炭です。灰型は見事な遠山、ご自身の持ち込みでした。
 まず時分時ですから、懐石を。一献すだち酒で、生湯葉のお向こうに、一文字のご飯と味噌汁と、このあとは省略させてもらいます。
 しかしなかでも、メインは椀物です。今回はそうめんを生きの良い鱧でまき、上にゆずの輪を絞り汁は椀に、天に梅干しの片を。美味しいと言ってくださる声を聞かせていただき
疲れもそこのけになります。このように進め、お酒も2献、3献目には、主客と千鳥酒となります。
 楽しい
です。基本のお稽古マスターなさり、茶道の究極の目的は茶事でしたね。今懸命にお稽古積まれている、初級の皆様、この席参加できる日を楽しみにがんばってくださいませ。
 懐石終わりますと、足の痺れも相当に、ここで、中立あります。
 茶室内お様子も、床の掛け軸外され、お花にかわります。
今日はススキとハナオクラ、滅多に早朝の時間に咲いてくれて、手にいれること難し花ですが、教会の物を頂戴いたしました。ありがとうございました。
 これから茶席本番の続き薄茶となります。
そして3時間半ぐらいの間の非日常を楽しんでいただけましたでしょうか?



茶粥

鱧の椀物

炊き合わせ 

芋茎の酢の物

八寸 モロコとミニゴウヤ


漬物5種

 A先生手作り 桔梗と水

牛乳ぱっくで、氷柱を




花オクラ

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