2009年5月1日金曜日

大徳寺



先日大徳寺芳春院へ久方ぶりに出かけました。尊敬申し上げる大先生の春の園遊会のお茶席にお招きいただきました。
ちょうど12年前ロンドンの大英博物館で催されましたお茶会の折もその先生に随行させていただきました。外国の方には喜ばれるとあって娘の振り袖を着てお点前させていただいた遠い日が懐かしく思い出されます。写真下はそのときの私の日本ではありえない振り袖姿です。
山門に向かって歩いておりましたら、そのロンドンで同じお部屋でお世話になった先輩とばったり再会し(写真上)、しばし思い出話に花を咲かせ、お待ち合いへ。
山水の庭とまぶしいばかりの新緑、十分に心洗われた頃、濃茶席へご案内あり、89歳というご高齢になられても尚、矍鑠とおもてなしの心あふれる大先生の亭主のお姿拝し、お元気でおられることとてもとてもうれしいことでした。席中のすべてにお心配りを感じ尊敬の念と感動のひとときでありました。数々の名品のお茶碗はすべてこの手に持たせてくださる、このようなお茶会はめったにないと思います。社中に対する思いやりの深さに感謝し、私もまた自己研鑽を積んでまいりたいと、改めて感じ入りました。

昨夜その大先生から直々にお電話いたさき、私の教室の発行いたしております機関誌「なごみ」をお読みくださり、励ましのお言葉頂戴し、本当にうれしいことでした。
明日からのお稽古にさらに社中さんと共にがんばるパワーをいただきました。

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