2014年5月2日金曜日

吉野山の 続き 俳句編

                            

 ひさびさに、はしゃぐ子らと、吉野行き、身なりもかるく、
 車掌の緑。
 西行庵、素朴ないおり、八〇〇年、奥千本に、生きておられる。
 深吉野に 桧、杉の木、空高く、年輪重ねて、伐採の後は?
 くずうどん、大きなどんぶり、静亭。。
 山伏に、みせられて、ほら貝くわえて、息抜ける。
 蔵王堂、秘仏公開、仏に合掌。
 断崖の、山路かけるは、子供たち。
 新緑に、いやされつつ、なごみ会。       宗律




『子供の部 小学生』

はるすぎて、さくらきれいに、咲いている
木が多く、虫もいっぱい、飛んでいる
やまのぼり、けしき桜が、きれいだな

                    川㞍 なつ子(小3年)
吉野行き、電車に乗って、桜見に
大空に、緑広がる、吉野山
新緑に、つつまれていた、私達 

                   岸 美那

吉野山、やっとついたら、はなふぶき

                   小原 文菜


世界遺産、春は吉野の、桜吹き
                   平山 沙桜里 
桜見に、吉野駅まで、約2時間

帰り道、、後ろの女子が、さわがしい
                   岸 央展(中学1年)



『大人の部』

新緑の、西行庵で、深呼吸
                   斉藤 由美子
散る花に、 かの日の雪に重なりて、
義経思う、吉野山かな
                   小原 京子
花ふりて、吉野の山を、西に行く 
                   川㞍 千夏
ちりそめる、なごりの桜、西行庵
                   藤原 晴夫、
桜散る、庵のそばで、遊びし日
賑やかに、子らとたわむれ、花ちりし
                   小林 己紗子
新緑のトンネル抜けて、西行庵、昔人の思いなりけり
                   平山 弥生
新緑の、奥千本に、花吹雪 
新緑に、癒されつつも、足震う 
                   岸 延子  
       
            



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