2011年10月31日月曜日

名残の茶事

10月29日、今年5回目のお茶事を正午タイプでおえました。
私がお稽古初めて最初に買った古い鉄風炉にたっぷりの藁灰しいて、肩こらしながら一人、準備した先週。片付けるのがもったいなくこのままキープしておきたい思いです。他の先生方はどうなさるのかなあ?と思ってしまいます。
もちろん灰引き上げて丁寧に鉄風炉を拭い、来年に備えることわかっていますが、なかなか藁灰始末できない気持ちです。
又この藁は今年7月になくなった社中のご主人が丹精込めて新米作られた後の藁なのです。毎年新米配達してもらい今年もお茶事で初めてよばれました。しかし来年はもう、そのお米は有りません。さびしいです。そんな夫に先立た社中様、少しづつ悲しみ乗り越えてお元気に教室に復帰していただく日を心よりお待ちしています。

本題の茶事は、度重ねるごとに水屋もスムースに流れ、予定の2刻でほぼ終われました。初めて参加の男性社中も良くお客さん頑張って正座してくださいました。しんどかったことでしょう。おつかれさまでした。

茶道の究極はお茶事に有り、と学んでまいりました。素直に受け止めてくださる、お客様に感謝いたします。もちろんお稽古茶事を繰り返していますので、常に半東の私の口は濃茶席以外は沢山の説明を許してもらい、伝えております。
お運びは14歳の孫、水屋は跡継ぎの姪の中川宗純です。洗いや後片付けはすべて、娘に任せたいですが、違う道歩んでいますので、多いに慣れた社中さんに頼ってしまっています。しかし下ごしらえや黒門市場への買い物など、新しい息吹で、みんなの心ほぐしてくれているようで、いそがしい中てつだってくれる事、家族にも感謝です。
お客5人水屋4人で今一番良く流れるようです。
将来、お客と水屋が交代できる日のくる事を期待しています。
当日の様子は写真でご覧くださいませ。
次回は、11月12日(下鴨茶寮で)某会社のクラブ員に口切りの茶事指導。
12月は当なごみ庵にて 夜咄(よばなし)の茶事10日の予定です。


















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