2009年11月20日金曜日

12歳の少年5人の裏千家茶道体験






幼い頃より私の稽古場で邪魔をしながら成長した孫Mauriceが12歳になりました。
今年の夏ハワイに滞在している時私が裏千家のハワイセミナーに参加いたしました。
その折鵬雲斎大宗匠に家族ぐるみで晩餐会に招かれたのが、Maurice の心に深く刻まれたことありました。それは日本では雲の上のお方の大宗匠にお声をかけていただき握手してくださったことです。日本にかえってからも千 利休の15代目の大宗匠と一緒に写真を撮らせてもらった事、教室に飾りこれからお稽古もしっかりやりたいと思うようになりました。
 ある日お友達を招いて「僕のお点前を見てもらいたい」といいだして自分で案内状をつくりました。私が多いに手助けして当日11月16日少し緊張したお友達4人を案内して当教室の『なごみ庵』に12時に全員白いソックスで礼儀正しくきてくれました。普段のお稽古のように、唱和、つくばい、席入りと初めての体験していただきました。床の間の掛け軸、炉の炭、孫によるお点前全て目をみはって、キチンと正座してくれました。次に点心はおにぎり、やきそば、みそ汁、このセッティングは大いに興味もって手伝だってくれました。この芽吹きの様な少年が将来茶道の心に趣味として楽しんでいただければ、どんなにうれしいことでしょう。 

 お茶とは「和敬清寂」の意味をわかりやすく説明して、何よりおいしくお抹茶をのんで頂ければ良いと、半東として、指導した楽しい一刻でした。

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