恩師のしのぶ会

昨日、私が、小学1-2年担任していただいた、池田ふくえ先生のを、忍んで、私のなごみ庵にて、お茶のお好きな娘さんたち3人様お招きいたし、梅雨の晴れ間に、はるか幼い頃
たっぷり、思い出し良き一時すごせました。
　先生はさる４月6日に、沢山のご親族に囲まれ93歳で、天国へ旅立たれました。49日の法要無事に済まされた、娘さんお二人と、そのいとこ様のご来庵11時でした。
　水屋や点前には、慣れたお社中さんのおかげで、簡単なミニ茶事風に、お客様も、非日常の空間の時間を、少し緊張もされていたようですが、時間とともに流れ行く茶道の姿を感じていただけたようです。、大恩あるなき先生の私たちに残されたことば　常に『感謝』でした。
　昨日もお互いの出会いを、また一期一会を大切に、お床に
色紙『夢』先生の遺影など、飾らせてもらい、まずお床へ
天目台でお茶と手作りの水羊羹、菖蒲のお干菓子
をお供えいたしました。
初炭　お薄席を、続いて、お足もしびれる頃と、席を立礼に、移動していただき、心ばかりの、点心席とさせていただきました。部屋にはほのかに、沈香とお炭の香りでした。
　最後には、昭和21年入学いたしました、小学校の大切な思い出の品、よみかた、算数のノートや、通知簿「もう72年間の保存になります」先生が朱の筆で丸をつけてくれた
私には貴重な思い出です。白黒の写真には、学芸会や運動会
今はなき私の父が、丁寧に補強してくれたアルバムに、ただただ「感謝』いっぱいな時間をもてました。
　お茶事で慣れている、助手の宗純さん（前日）また当日は
ベテランの渡辺様への引き継ぎで、大いに気にいる私好みの
品々の味付けに楽しませてもらえました。
　もちろん茶室では、中級クラスのO様の点前や半東役
またお薄席は男性で新しく入会なさったY様です。
息のあったお二人に大いに助けていただき、万事無事にお客様をお見送りできました。
　池田先生、これからも私達を天国から見守ってくださいませ。

蹲にて

初炭

お薄席