2014年12月11日木曜日

今年最後の茶事 夜咄終えて

あっと 言う間に師走も半ばとなりました。
12 月に入る前から 街はクリスマスや年末の商戦 それに今年は衆議院議員の総選挙くわわり、かっ気あふれております。

そんな中 私の教室では本年最後のお稽古茶事 夜咄に総勢10名で挑戦いたしました。
某会社のくらぶのメンバーが、表をしきり。なごみ会は 水屋担当させていただきました。
常に10日前から、ぼちぼち一人で、ひたすらに茶事にお見えになる、方々のこと、思い浮かべ、道具組や 茶懐石の献立考えています。 朝一番温泉に歩いて20分 往復1時間の道のりは、私には絶好の考える時間なのです。少し寒い朝も、とても、気持ちいいです。

小さなベランダの茶庭も一枚一枚葉っぱにも手をかけながら、部屋の片付け掃除 又同じ場所でも、その時々 様子を変えながら、準備はすすみます。

道具だしをするのは、大変楽しい仕事ですが、最近足が痛くなりまして、少しつらいです。事前のお稽古にお見えになる社中さんに助けてもらいながら、がんばっています。





狭いすぺーすにつめてある茶道具の在処いつまでも、覚えておられるかなあと、おもうぐらい 沢山の道具です。

弱気をはいたようですが、3日前からは、朝早くから、うごけます。

前日の食材の仕入れと下ごしらえは、いつも助手の宗純さんと、なれたものです。
仕事を抱えての社中さんさんは水屋班でも、当日早くにしか来ていただけません。

夜咄で一番苦労するのは、短檠の灯りです。菜種油に、灯心を湿らせて、着火いたしますが、お客様の席入りに旨く、炎があがってくれるか? 手職や 膳燭は和蠟燭に点火ですので、容易いです。

幽玄の中で、煎茶 初炭手前がおこなわれます。しばし、雑念をはらいのけ、究極の
茶道の時間となります。

懐石おわり、後入りには、床には石菖が手職の灯りのなかで、ひかっています。

遥か昔 いまは亡き先生におともして、このような茶事に初めてお客にな
らせていただいた若き日をおもいだしました。

急に寒くなりました7日の夜は、預け鉢を、鍋にさせていただきました。
 
皆さんで 和気あいあいと蠟燭のお守りやおしゃべりで、2刻半ぐらいかかりましたか?

楽しい茶事を無事に終えることできました。
ご協力いただきました、お客様はじめ、水屋班の皆々様 お疲れさまでした。

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