2017年5月14日日曜日

初風炉の稽古

ゴールデンウイークウィークも、終わり10日から、初風炉のお稽古です。稽古場の中を全て、夏に向けての入れ替えです。炉の灰を引き上げ、毎朝のあく抜きも、少しずつ綺麗になる灰を手に感じこの作業をああもう40年以上になるなあと思いつつ、今年からは、社中さんにも、伝えていきたくなりました。
 次にお道具ですが毎年、長板の総飾りで始めますが、今年は、淡交カレンダーを真似まして、仙叟お好みの桑の小卓をだしました。平建水や槍の鞘と駅鈴など、この時期のお道具です。駅鈴の扱いなど、遠い昔,今はなき恩師におそわった
思い出懐かしく感じました。重菓子はあやめ一番ですね。
助手の宗純さんが早く来てくれる日は大変たすかります。
なぜなら、和菓子ずくり私よりも、とても上手です。
 稽古は水曜日は大人ばかり、土曜日,日曜日は親子とまた子供ばかりです。
 小学低学年の子供たちは、お友達とあえて稽古で待つ時間も、一緒にブロックやかるたで、遊ぶ事だいすきです。
高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃんは、合間に宿題ももちこんでいます。今の時代は、学校の勉強のみでは、希望 校に進学できない時代でしょうか? 毎日下校 後、塾通いですね。
私には、子供らしく、遊ぶ事のできない昨今、これからもっとエスカレートするなら、義務教育の小学中学は?
 子供らしくない子供たち、そんな生活のなかで、お茶のお稽古にかよってくださる、子供たちには、ほんのわずかの時間でも、昔の私たちがそだった頃の、遊びを、取り入れて、
環境の違う稽古場 なごみ庵で、一時過ごしてくれるちびっこたちに、昭和の良き遊びを、伝えたいです。
あやめ 上新粉をつかって

槍の鞘をつかって



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