お盆の送り火も終わり、私は、鹿児島鹿屋で大宗匠さまが
72年前の終戦前、鹿屋また知覧から飛び立ち一命をお国の為に捧げたれた戦友たちに御茶を捧げられました。
場所は旧鹿屋航空基地特攻隊戦没者慰霊塔の前で、大宗匠様も当時の制服身にまとわれ、海兵隊お迎えの演奏のあと、
厳粛に点茶番にて、濃茶、お薄茶二碗ささげられました。
点高く青空の中、赤とんぼが大宗匠様の周りに飛び交い
いかにも戦友たちがこの献茶式をみまもってくださっているような、景色でした。鹿屋市の教育委員会またロータリークラブ、そして 淡交会九州地区の役員の皆々様の御協賛の元、
94歳のご高齢にも関わらず、お元気でお献茶なさっているお姿目のあたりに参列させていただきましたことは、生涯の思い出となりました。
また前日18日には、鹿屋市教育委員会主催の平和 への花束2017年で、これからを生きる学生たちによる、メッセージをこの地の祖父母様から語り継がれていること良くわかり
感激いたしました。遠く離れた関西では、今どうでしょうか?
そのあと大宗匠さまが、自ら特攻隊におられた期間のお気持ちを大変詳しく、涙なしには、聞けないぐらい当時を語ってくださり延々役2時間弱、お水も口になさらず立位のまま
会場の私たちにかたりつがれました。
そして、『平和 への思い』厚く語られたおことばは、教室に持ち帰り、社中の皆々様にお話させてもらうのが私の役目とかんじました。
夜には、大宗匠様との集いの会がもよおされました。
その席では、奄美大島や沖縄また鹿児島の 淡交会の会員の皆様と新しくお友達になれました。
離れていても淡交会の皆様は、心は一つで、すぐに安心してお友達になれます。
この度は遠方から少ないようでしたが、鹿児島の田原幹事長さんに大変お世話になり、参加させてもらえたこと、おん
礼もうしあげます。
平和の為にはまずみじかな周りの人々とまず仲良く。そしてすこしずつ平和の輪をつなげていきたいと改めて、感じました。
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