長好庵は織田有楽斎の有楽庵を再現された、文化財とおききしています。
私がクラブ員とご一緒させていただき早20年近くの年月ながれました。その間毎年変わらず、向こう切りの小間で、
濃茶練る茶筅の音に、蹲の水の音、また、空の鳥のさえずり
なんとも心落ち着き、茶道を長年歩む事できました人生にまたお世話してくださるクラブ員の皆様に感謝一杯のタイムでございます。
炉中の炭火が、香りとともに、茶室を温めて、釜から湯気
上がる頃、和気あいあいとお薄席となります。
年頭に、今年の抱負を語りつつ、初釜気分おおいに、もりあがります。
お床は常什の『本来無一物』 青竹に垂れ柳、そして
鶴首に蝋梅とあけぼの、と飾らせてもらいました。
小間の暖かい炭火に名残惜しみながら、次は暖房のよくきいた広間に移動です。
泉仙さんの茶懐石で、皆様と年末年始のご様子お伺いしながら、時はながれます。広い廊下の外のお庭には、ちらほら
雪景色です。こんな素晴らしい環境の長好庵に来年もまた
元気で初釜できますようにと、心のなかで、思いつつ
嵐山駅に向い帰路につきました。
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